先が見えないコロナ禍ですが、いずれ落ち着いたとしてもリモートワークは続けるという方は多いようです。
働き方が変わり、定住、別荘関わらずワークスペースがほぼ必須となりました。
LDKの一角、寝室の窓辺、吹き抜けに面して、完全個室など、家族構成や働き方によって求められる条件は異なります。
「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた「ワーケーション」という造語もありますが、
都会とリゾートの大きな違いは窓から見える景色です。
明るく気持ちの良い環境の中で集中したりリラックスしたり、
自分らしく働く環境を作ることができます。
橋爪@PDO
緩やかな北東傾斜の敷地。南西方向へ目を向けると光の指す敷地がよく見渡せます。
敷地に立った時に感じること、視線の抜ける方向、大雨の時の水の流れ。
環境となる敷地をどう捉えるか、建主がこの土地を選んだ訳。
見えないところで設計行為ははじまっています。
細田@PDO
土地探しの段階でお声かけいただくことが増えてきました。 不動産業を営んでいるわけではないので土地をご紹介することはしていません。いくつか候補地が出てきた段階で敷地を調査し、所感をお伝えして土地選びの参考にしていただくことがあります。
相談相手を選ぶことは決断の仕方を選ぶということではないでしょうか。ネット情報だけでなく足を運び、逡巡し、ここはと思う建築会社とぜひ話をしてみてください。
家は環境と住まい手、設計者が職人を巻き込んで一緒につくり上げていくものだと思います。コンセプトや家づくりのプロセスは勿論のこと、家づくりのパートナーとの相性もとても大事なのです。
細田@PDO
B&B Italia、イタリアの家具ブランドのショールームを訪れました。マリオ・ベリーニ、ガエターノ・ペッシェをはじめとした建築家やデザイナーともコラボしています。
アウトドアリビングを演出する家具も展開しておりデザインと心地よさを追求しています。
ファブリックは屋外使用を想定し、耐水加工・防水加工などの仕様選択が可能です。
庇のかかったアウトドアリビングのアイテムとしてもおすすめです。
細田@PDO
シンプルに見えるものほど、
実は見えないところで工夫されていることがあります。
SORA SOHOではコーナー部に細い柱を2本立てて軽やかに見せています。
固定のため上部が一枚のプレートで繋がっていますが、
櫻田大工が見事に隠してくれました。
出来上がってしまえば細い柱しか見えない、
それが狙いでもありますが、
こういった丁寧な仕事があってこそ実現できるのです。
(撮影:櫻田大工)