2017.12.31

ラ・コリーナ近江八幡 〜ランドスケープを学ぶ旅〜

デザイン道 森づくり



滋賀出張の帰りにたねやグループのラコリーナ近江八幡を訪れました。
今回が2度目、2年ぶりです。
イタリア語の「丘」という意味をもつラコリーナ。
八幡山から連なる丘が広がっています。

藤森先生が手がけるラコリーナは大きな意味での環境と応答しながら進化を遂げています。
“実り豊かな森の中で人と自然を繋げる”というコンセプト、
「食」と「建築」という分野の違いはあれどオーケストラPDOの目指すところでもあります。

「建築」が生まれる土壌に何を見ているか。
人の関係性をどう捉えているのか。
伏流水や季節の風など風景をつくる見えない要素があり、
人と人を結びつける「流れ」、時に分断もさせる「流れ」はそこには存在します。

土地と住まい手家族に流れているものを感じること。
家づくりはここからはじまっています。

「パッシヴデザイン」の奥深さ。
オーケストラのメンバーのセッションは2018年も続きます。

 

2016.03.03

北方建築研修4 お土産

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勉強ばかり交流ばかりしているわけではありません。残してきた若手フェローたちにお土産を買わなくては・・・・。
 
北海道なら「白い恋人」、沖縄なら「ちんすこう」。この二つはあげて喜ぶ人はまずいないですね。出がけにHEさんがしきりとチョキチョキと指を動かしていたのが気になります。
 
しかたない、奮発だ。

2016.03.02

北方建築研修3 比べる

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研修をコーディネートしているK社のこの時期に開催される建築マテリアルフェア。寒冷地用建材から設備機器まで、一堂に最新情報が展示されます。
 
新省エネ法施行に先立ち、各社しのぎを削ったアピールがあります。北国を手本にすればPDOのフィールドで応用が利くのです。
 
細田がしつこく寒冷地用エアコンのメーカー担当者を質問攻めにしています。ダイキン、三菱、コロナ・・・、各社の特色がその場で比較できます。

2016.03.01

北方建築研修2 交流

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この研修の楽しみなところは、普段は好敵手となるはずの同業者の皆さんと気さくに交流ができることです。
 
昼間はさまざまに独自性を発揮した、北国のビルダーさんの仕事ぶりの視察。夜は交流会となります。参加している方々は皆、会社を代表して参加しています。要するに意思決定者ですね。
 
以前より仕事ぶりに注目していたWホームさん。PDOと活動エリアが重複します。でも話を深めてみますとどうやらお互いの良いところを持ち寄り、新たな展開ができそう・・・。
 
名付けて「Mプロジェクト」。一夜明けてモーニングコーヒーをいただきながら、レースペーパーに具体的イメージをスケッチしてみました。

2016.02.29

北方建築研修1 暴風雪

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高気密高断熱換気、快適な室内環境を実現する重要な3要素について、真摯に取り組み実践している北海道のビルダー(工務店)さん方。今年もK社のコーディネートで長野、山梨、新潟から7ビルダーが参加です。PDOも毎年参加で建築視察研修を行っています。
 
今年は北海道でも雪がない・・・、と言う事で油断しておりましたら、こともあろうに到着のこの日、この冬一番の暴風雪となりました。
 
滑走路に降り立ったときは乾いていたのです。その直後、極端な降雪が突如として来ました。3日間の研修が思いやられます。

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