2017.12.31

ラ・コリーナ近江八幡 〜ランドスケープを学ぶ旅〜

デザイン道 森づくり



滋賀出張の帰りにたねやグループのラコリーナ近江八幡を訪れました。
今回が2度目、2年ぶりです。
イタリア語の「丘」という意味をもつラコリーナ。
八幡山から連なる丘が広がっています。

藤森先生が手がけるラコリーナは大きな意味での環境と応答しながら進化を遂げています。
“実り豊かな森の中で人と自然を繋げる”というコンセプト、
「食」と「建築」という分野の違いはあれどオーケストラPDOの目指すところでもあります。

「建築」が生まれる土壌に何を見ているか。
人の関係性をどう捉えているのか。
伏流水や季節の風など風景をつくる見えない要素があり、
人と人を結びつける「流れ」、時に分断もさせる「流れ」はそこには存在します。

土地と住まい手家族に流れているものを感じること。
家づくりはここからはじまっています。

「パッシヴデザイン」の奥深さ。
オーケストラのメンバーのセッションは2018年も続きます。