2018.05.05

こどもの日

できごと


久々のブログアップとなります。
建築家の橋爪です。

まずは私の近況報告をさせて下さい。
昨年10月に待望の第一子(女の子)が生まれました。
最近は離乳食がスタートし、
もう少しでひとり座りが出来そうな状況です。
家族3人、賑やかに過ごしています。

子供ができて物事を見る視点が変わりました。
街に出た時は家族連れに目が行くようになり、
同じように子育てを楽しむ家族の幸せさや、
泣き止まない赤ちゃんの苦労もまた理解できるようになりました。

学生時代に「料理をしなければ設計はできない、
家庭を持たなければ設計はできない」と教わりましたが、
多くの視点を持つことはデザインの幅を広げることに繋がります。
これから先、どんな視点を持てるでしょうか。
密かな楽しみでもあります。

また、日常の中で感じたことを発信していきたいと思います。

2018.05.01

フェロー橋爪賢一ー美才-

ワークスタイル


フェロー建築家 橋爪賢一は、圧倒的に繊細な美のセンスの持ち主であり表現者です。
存在が「美しい」とはどんな理由からでしょうか。
全ての要件が絶妙なバランスで整っているということでしょうか。
建築デザインにとどまらず、グラフィックデザイン、webデザインにも美才を発揮します。
pdoのロゴマークデザインは彼の名作です。

学生時代は、バレーボール部キャプテン、生徒会長、宴会幹事、
と、気がつくとなぜか人を束ねる世話役になっていたとのこと。
しなやかで、話しの聞き手に回ることが多いのは、
デザイナーとしての資質に重要なことです。

さて、中村との出会いは、20年以上も前に遡ります。
苦もなく進学した信州大建築学科を惜しげもなく捨てて、桑沢デザイン研究所に自らの将来を賭けました。
そこで先生としての中村と出会います。
中村との建築デザインに関する交流は、そこから始まりました。
以来、世代を超えて共に高めあって来た、と中村は言います。

多彩な色と美をもたらしてくれるフェロー橋爪氏は、PDOにとってなくてはならない存在です。

2018.04.29

フェロー加藤実ー塊と拓ー

ワークスタイル


フェローである加藤実という建築家は、行動力と独特の正義感を持っています。
それは大学山岳部で仲間共に多くの達成を得て来たことに由来するのかもしれません。
住まい手の夢を、骨太な機関車のように力強い実現力で形にしていきます。
それはまるで「俺がやらなければ誰がやる」とでもいうかの如く。
PDOにとっても頼りになる兄貴的人柄です。

建築の考え方には、建築家それぞれの独自性があると思います。
中村が「線」の集積で形創ることと比べて、加藤は「塊」で建築空間を捉えます。
塊がありそれをくりぬいて空間をつくり、その中に人の営みの多様性を受け入れます。
そこには多くの「挑戦」が仕組まれていて、人が本来持っている立ち向かう勇気を鼓舞するかのようです。

中村の「和」に対して、加藤は「拓」とでも言いましょうか。
シンプルな空間から多彩な顔を表現していく才能はとても見事です。

2018.04.28

PDO という組織について

ワークスタイル


PDO =Passive Design Orchestraは、建築家の中村とマネージングディレクター細田を中心に、たくさんの賛同者たち=”フェロー”で構成されています。

フェロー達は皆、pdoのあり方そしてデザインに共鳴して集まってきた仲間といえるでしょう。
その仲間の一人一人が、共通の意識と目的を有すると同時に、豊かな個性をフルに発揮して、PDO という組織に、広がりと多様性、多角的な視点をもたらしてくれます。

これから、ミミクリにて
フェローとして大いに活躍している建築家の加藤実と橋爪賢一をクローズアップしてご紹介していきます。
どうぞお楽しみに!

2018.04.25

中村のデザインが多岐にわたる理由

デザイン道



完成したアイテムガレージの家について、中村がつぶやいていました。
「建物の外観は真黒。インテリアは真白。このコントラストが見事なんです。
『ねらっていたんですか?』と振りましたら『そうなんです!』と答えてくれました。
この仕事は成功だな、と思った瞬間です。」

建築家によっては、自分の建築スタイルを住まい手に合わせてもらう方もいます。

しかし、中村は、建築家の意図と住まい手の価値観が一致した主体性の結晶となるように作りあげていきます。
プロセスの中で、住まい手との対話と交流の蓄積がデザインの中に組み込まれていきます。
「経験デザイン」とでもいうのでしょうか。

住まい手の数だけ、個性豊かな表現がうまれる。

PDO の建築実績をご覧頂くと、家のデザインが実にバラエティに富んでいるのが、その証拠。

passivedesign=受容の精神がここにも生かされています。

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