2014.03.31

ウシゴロシ

できごと

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げんのうの柄はカマツカの枝です。材が堅くて丈夫なため鎌の柄などにも使われていたのが和名の由来のようです。(クロツバラの別名とも言われています)別名のウシゴロシは、材を牛の鼻環につかったことからきているとのこと。
  
手にしっくりくるように自分で削りだし、げんのうの柄として使うと、叩いた時の振動を吸収してくれて、とてもいいのです。
河口湖の野沢大工さんから若手の横山大工さんへのプレゼント。

生まれ変わって現場で活躍してくれますね。

2014.03.31

はたらくくるま

できごと

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現場の職人さんたちが乗る車には傾向があります。ハイジェットなどの軽トラック、あるいはバン、そして必ず4WDです。
  
車は移動だけでなく、材料の運搬にも使います。バンタイプの荷台は棚が造作され、道具がきれいに並び、車もまた商売道具の1つだということが分かります。
  
今回の大雪で小回りの効く軽自動車が大活躍しました。1家に1台欲しい便利な車でもあります。

2014.03.30

石積み〜自然界の6の不思議

できごと

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樹々を見に行った浅川造園さんの苗場。2年かけてコツコツとつくった見事な石積みの擁壁がありました。いまでは石積みのできる職人さんはめっきり少なくなりました。
  
浅川さんの元で働く若い職人さんたちに、自らの手でつくりあげることの大切さなども教えるために雨の日や現場作業の合間などで手作業で石を削り、積み上げたそうです。
  
石積みの基本形は、一つの石がそのまわりの六つの石とそれぞれかみ合っている事。そうすることによって石がそれぞれ安定し、安心感のある安全な石積みとなるのです。
  
自然界には蜂の巣や石鹸の泡ぶくなどのように六角形が数多く存在します。最小限の材料で安定した構造をつくることができるのです。自然から学んだ先人の知恵なのでしょうか。
  
NATURE’S DESIGN、大自然のつくるかたち。PDOの大事なテーマでもあります。

2014.03.25

経年変化を楽しむ

できごと

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我が家の外壁は杉板縦張りで目押し縁止め。13年目になりますが塗装はそのままです。
  
周辺環境や日当り、雨がかりの状況で随分とかわるのですが、経年変化でいい色合いになってきました。
  
ちなみに塗料はキシラデコールのシルバーグレイです。
  

2014.03.22

木のぬくもり

できごと

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記録的な大雪から数週間が経ち、軽井沢の雪もだいぶ少なくなってきました。森の中でも長靴があれば歩ける程です。
  
雪は木の幹のまわりから融けていました。樹木が持つわずかな熱で何週間もかけて少しずつ融けたのでしょう。
  
こういうものを見ると、樹木もまた生きている、そう実感します。