2014.08.15

謎のドングリあらわる

できごと

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我が家のコナラの木に5〜6個なっています。ドングリの実、葉っぱの形からして、コナラであることは間違いないと思うのですが、写真のような実がいくつかついているのです。
  
クヌギのドングリに似ているのですが、まさか寄生している訳でもないでしょう。
  
いろいろ調べてみましたが、結局わかりません。ご存知の方がいらしたらぜひ教えてください。
  

2014.08.09

ふぅ。

できごと

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「ふぅ。」
そんな言葉が聞こえてきそうな顔です。
  
2階まで登ってきてこんなところで一息ついています。
  
何を考えているのかしら。
  
登ったはいいけど降りられなくなったとか?
  
実はそんな単純なことじゃなくてもっと深い悩みだったり?
  
色々と考えてみたけれど、とりあえずキミと共感できることがひとつ。
  
狭いところは落ち着くということかしら。
  
帰り道、気を付けてね。

2014.08.08

黒板壁

できごと

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久しぶりにアキ子さんの家を訪ねました。離れの増築を相談されたからです。7年を経て内部の木も良い感じの飴色になっています。
  
設計段階で私がこだわったこと、アキ子さんがこだわったこと、全てが良い結果になっています。
  
そんな程よい開放感のリビングダイニング。ダイニングの正面の壁一面が黒板になっています。聞いてみますと、壁を黒板にしてしまう塗装があるのだそうです。なんて大胆な発想。
  
細かく見てみますと、家族の情報交換の場となっているようです。この家族のすべてがここに集約されているかのよう。
  
私は建築を産むことは出来ますが、育てるのはオーナー自身。設計の意図は補強、補完されて、なんてたくましく育ってくれたのでしょう。

2014.08.06

建築家ヴォーリズを訪ねる 3

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ヴォーリズ建築を的確に表す言葉が、上手く見つかりません。分析や解読に全く苦労のいらない、さりげない表情が居心地の良さを感じさせます。
   
そんな中、保存されている洋館群を囲う、煉瓦の塀にこだわりを見出しました。一つとしてまともな煉瓦を使用していないのです。変形してしまったもの、割れているもの、焼き損じて二つが一つになってしまったもの・・・・、100年を経ても、ヴォーリズの意思、メッセージがあるでしょう。
  
「人類はみな兄弟」と聞こえてきました。
  

2014.08.05

建築家ヴォーリズを訪ねる 2

2
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軽井沢で進行中の「モーエンセンと語る家」オーナーの、東京の旧家取り壊しの際、廃棄を免れた保存建築部材の数々に中に、「結霜ガラス」と呼ばれるガラスがあります。これを、「モーエンセンと語る家」で、建具にはめ込む明かり取りとしてよみがえります。
  
その「結霜ガラス」がなんと、ヴォーリズの近江八幡の自邸玄関ドアに、はめ込まれているではありませんか。片や滋賀、片や東京。距離は離れていても建築年代が共通していたのでしょう。「結霜ガラス」は時を経て、ヴォーリズの育てた軽井沢で再び安住することになります。
  
グルグルと回る縁の渦の脇で、呆然となる自分がいます。