2019.05.20

ブランドイメージを表現する

デザイン道


赤坂にあるとらや本店を訪ねました。
建て替えによる3年間の休業期間を経て、去年10月にリニューアルオープンしています。
周囲のビルに比べてとても低く、円弧状の大屋根が特徴的です。



大屋根を支えるのがリズミカルに並んだスチールの架構です。
持ち出しになっているので屋根の下に柱がありません。
シンボリックな階段は安全性に配慮しながらも誘われるような魅力があります。
そしてふんだんに使われたヒノキがなんとも贅沢!

都市部の商業建築は少しでも床面積を広げようと考えますが、
この建物は建て替え前の9階建よりも小さい地下1階・地上4階建。
テナントスペースを設けて利益を得るよりも
純粋に和菓子屋としてのブランド発信に特化した形です。

2019.05.12

7年後の風景を描く2 ーソフトスケープデザインー

デザイン道


家が完成し石積み工事なども終わり樹木や草花でこのエリアの風景をつくる仕事がはじまっています。ご夫妻と年末に打ち合わせしたゾーン毎にテーマを持って庭づくりを行います。

裸地になっている斜面には平井さん手づくりの庭へとつながる階段ができあがり、連休明けから植え込みがはじまっています。


仮置きしてあるポット苗はタイム。グランドカバーとしてクリーピングタイムなどを地植えします。鹿の通り道になっている敷地なので鹿の嫌う植物を植えたり、一時的にワイヤーメッシュでガードをしたり。鹿との折り合いのつけ方も実践の中で探っています。

(一部写真提供:平井氏)

2019.05.09

ハードスケープ ー男前やつ石ー

デザイン道


八ヶ岳の南麓で産出する通称「やつ石」
愛さんが庭を手がけたお宅にお邪魔しました。地元の石材屋さんが加工した石を使っての石積みです。
オーナー自らが時間をかけて積んでいます。
積み方も石の産地や用途で色々ありますが布積みでしょうか。

石積み一つとっても使う素材、積み方によってその表情は様々です。住まい手の好み、環境との馴染み、樹木や草花との相性など検討する要素はたくさんあります。

樹木や草花などのソフト、デッキや石積みなどのハード。ソフトスケープとハードスケープで構成されるトータルな空間とデザイン性を考えるのがランドスケープデザインです。

2019.04.10

炎のある暮らし

デザイン道


薪ストーブは非日常的で見た目に楽しめる一方で、
眺めるだけではもったいないほどの暖房能力や実用性を備えています。
使えば使う程、相棒の様な頼もしい存在になっていきます。

薪ストーブ選びの入口は人それぞれ。
デザインから入るも良し、機能にこだわるも良しです。
ショールームに行って実物を見てみるのも良いですね。
薪ひとつとっても入る長さや入れ方が色々あることが分かります。

この日見たのは「クッキングストーブ」と呼ばれるタイプ。
オーブンと炉が別構造になっています。

イタリア製のドミノ(写真下)は炉内の炎が直接クックトップに向かうため熱効率が高く、
レストランなどプロの現場でも使われる本格的な一台です。
リング状の蓋を外せば直火が使え、中華鍋も置けます。(上段が炉、下段がオーブン)



一方、デンマーク製のノルン(写真下)はオーブンが上段にあります。
炎が目線に近い位置で楽しめるのも縦型デザインの良いところです。
また、天然石ですっぽりと覆われているので蓄熱効果が抜群です。


まずは薪ストーブに何を求めるか、
お気に入りの一台に出会うための第一歩です。

2018.12.28

7年後の風景を描く ー平井流庭づくりー

デザイン道 森づくり



クリスマス休暇を利用して八ヶ岳の家に帰られたご夫妻。来春からの庭づくりに向けて1年ほど前から対話を続け、平井さんからのプレゼンです。夏を中心に年間で何回か長期滞在する時期。季節ごとの滞在で庭を楽しむためのデザインが求められます。



ずっと管理し続けるのではなく数年後には手放し、見守っていけるような庭づくり。
自然とオーナーの手入れで育っていく庭です。

ふたりの子どもたちが自立はじめる7年後? 中長期のプロセスを楽しむ計画です。
仕事場、子どもたちの学びの場、そしてご夫妻の暮らしの場。
庭と住まい、暮らしと身近な道具たち。2019年の新たな展開も楽しみです。

細田@POD

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