2016.05.31

FUNKY GARDEN

森づくり

028
「ファンキーな庭にしたいんです・・・。」
ブックカフェの家のオーナーは、またまた難解なことをおっしゃいました。
この言葉には2通りの意味がありますね。
一つは「COOL」・・・いかす、かっこいい、という意味。
もう一つは「泥臭い」とでも言いましょうか、あまり好意的には使われない意味。
ことの流れから判断する必要があります。
この場合「泥臭い」でしょう。
垢ぬけて整いすぎた庭、というよりも粗野で野性味のある庭、そのように私は解釈しました。

環境とは粗野なものです。
ただ、人の手の加え方によって美しくも、醜くもなるものです。
庭も同じで、「FUNKY GARDEN」はまさにPDO流でもあります。
絵を描いてみました。

コニファーの列植、野芝全面張り、外来種花・・・funkyじゃないですね。

2016.05.19

道行く人たちの風景をつくる仕事2

森づくり

025
道から少し奥まったところに佇む「里山箱庭をのぞむ家」。
緑の季節には木々の間からその姿が見られます。
家を建てるため伐採された森を整備し、少しずつ新たに広葉樹を植樹。

エントランスへとつながるアプローチの両側。
少しずつ時間をかけ、ご家族で花や低木なども植えていきます。
新緑の季節、住まい手と道行く人たちの目を楽しませてくれることでしょう。

2016.05.18

どうする、次郎

森づくり

035
森全体は緑がとても豊かになりました。
一郎、次郎、三郎は芽吹き前に幹と根の剪定をしました。
ふさふさ元気な一郎と三郎に隠れるようにいる次郎。
ところどころ芽吹いてはいるけれど、
兄弟のような元気はありません。
単に彼がシャイで、豪快に芽吹くのが恥ずかしいの。
とか、そういう理由ならよいのですが、どうやらそうではないみたいです。

改めて樹木プロに相談し、意見交換です。
芽吹いていない枝を払い、養分を拡散させないようにするのか。
または、思い切って株にしてしまい、ヒコバエさせた方がよいのか。
どのようにするのが次郎にとってベストなのか、じっくりと検討いたします。

2016.05.16

よみがえるオシダ部長!

森づくり

024
昨年、羊歯の森にある家よりお引越しいただいたオシダ部長。
ちゃんと芽が出るといいなと冬中お祈りしていました。

通りかかるたびに見ると何やら緑の物体が伸びてきている…!
なんか地球外生物みたいだ・・・。
中村と一緒に「ブチョおおおぉ・・・!」と思わず叫びました。
どうやらよみがってくれたみたいです。
おそるべし昭和の根性。

れっきとした野草の丘の一員ですがなぜか生まれながらの管理職。
スタジオにいらした際にはぜひふさふさのすね毛を撫でてあげて下さい。
きっと喜びます。

2016.04.20

シャクナゲ開花

森づくり

015-1
八ヶ岳では標高2200mを超える森林限界以上でシャクナゲとハイ松、ダケカンバが植生しています。残念ながら、うずまきスタジオのシャクナゲはアズマシャクナゲと言いまして、八ヶ岳潜在種ではありません。

今年はいつもの春と違い、10日早くシャクナゲが開花しました。

1...56789...15