こーちゃんに会いに、鹿谷へ。
引き渡しから3ヶ月がたちました。ラグを敷き、当初はソファーを置く計画もありましたが、現在はこんな様子です。
「あまり物は置きたくない」
暮らしの中で大事にしたいこと、この空間であらためて確認されているようです。
窓から見える鹿谷のカラマツ林、その中に点在する広葉樹の若木たち。
内と外との繋がりと住まい手家族が想いが、心地よい居場所をつくりあげているようです。
「こんっ」
音の出どころは薪ストーブ。
中で何かが暴れています。
どうやら鳥が煙突から入ってきてしまったようです。
扉を開けた瞬間、舞い上がる灰と共に飛び出した「キセキレイ」。
窓ガラスに勢いよくぶつかってしまいました。
脳しんとうをおこしているのか、ぽかんと口を開けたまま動きません。
「なんであんなところにガラスがあるのよ…」と文句を言っているようにも見えます。
度胸試しというのでしょうか。
ただ通り抜けるだけならよいのですが、いつの間にか煙突の中で暮らし始める子もちらほらいるようです。
外部から遮断されているので、敵にも狙われにくく巣をつくるのに最適な環境なのでしょうね。そんな場所を見つけ出す本能と知恵には感心します。
そんなことですので薪ストーブを使い始める際は、誤って鳥の燻製をつくらないよう、要注意です。