鹿谷に開く家

鹿谷に開く家

設計:中村大補

16.05.27

「鹿谷に開く家」完成!

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谷に開く急傾斜地はダイナミックな地形モデルを俯瞰しているようでした。
シカの群れ、キツネなどおおくの野生動物と遭遇しました。

そんな谷に大胆に開放する家が完成しました。
オーナーご友人の映画監督さんがここを舞台に映画を企画しているとか・・・。
道から山道を下るようにアプローチする家です。
時間をかけた手づくりのランドスケープが今後の楽しみです。
(完成写真:松村誠

中村@PDO

16.05.06

引き渡し

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心待ちにしていた引き渡しの日。
お父さんとお母さんは、設えられた堀座卓で事務手続きです。

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姿の見えないこーちゃんを探して、外へ。
「早く緑になーれ!」と、アプローチ脇の斜面に芝の種まきです。

うれしい、はじまりの日。
思い出に残る協働作業です。

細田@PDO

16.04.21

建て主完成検査



完成検査は建て主にとっての喜びでもあり、また、その立場上厳しさを持って臨む場でもあります。なのでパチンコ玉、ゴルフボール、いろいろお持ちになることが多いです。

鹿谷のオーナーは大型の水平器をお持ちになりました。基礎の水平、構造木材の水平垂直には
PDOとしても徹底的にこだわります。どこを当てていただいてもOKです。儀式みたいなものですね。

さて、オーナーのもう一つの大仕事は「火入れ式」です。こればかりは私たちがやるわけにはいきません。ちびっ子とお父さんで点火!です。

難しい事務打ち合わせの傍ら、お母さんとちびっ子がデッキでくつろいでいます。一週間後にはいよいよお引渡しです。

中村@PDO

16.04.14

社内完成検査

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すべての養生がはがされ、クリーニングも済みました。現場監督としては一番緊張する日です。
 
検査の要領は「住まい手の目線」で見ること。キッチンに立ち、堀座卓にすわり、畳に坐して、便器に腰かけ(使いませんよ)、浴槽につかる。気になるダメはないか?
 
とてもよくできていますね。kigくんよく監理していますよ。
 
中村@PDO
       

16.04.04

足場ばれ

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ついにばれました。嘘ではなくて足場です。外部の仕上げ工事が終わりました。同時に、内部では造作家具のキッチンの据え付けや建具つり込みも済みました。今日から塗装工事のフィニッシュに入っています。
 
まだ一見冬景色ですが、オーナーの完成検査のころにはエメラルドのカラマツの芽吹きとなるでしょう。
 
中村@PDO

16.03.22

くつろぎ

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外部木工事で唯一残っていたデッキが完成しました。
 
谷を渡る鹿の群れなど生命感溢れる景色が望めます。建物のインテリアとも上手く融合しダイナミックな空間を作り出しています。
 
と思い描いていたら中村がさっそくくつろいでいます。
  
木口@PDO

16.03.16

春めく ―仕上げ工事順調―

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春が来た!と思っていたらまた冬に逆戻りし雪が降りました。大工工事が完了し、ほとんどの仕上げ工事が完了して来ました。愛想のない石こうボードがクロスで覆われ、空間のデザイン意図が明確になってきました。今日は雪の中、建具職人が現場確認です。
 
予報では明日から打って変って春めくとのこと。土間床の弁柄わら入りモルタル塗りにはうってつけの陽気になりそうです。
 
木口@PDO

16.03.07

ヴェールはずれる

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鹿谷と建物の間にあった足場のヴェールが撤去され面会の時が訪れました。
 
とても落ち着いていて重厚な顔を見せてくれています。
 
木口@PDO

16.02.27

外部造作

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内部の木工事があらかた終了し大工総出で外部の造作工事を行っています。
 
杉板を縦方向に張る場合に木材が収縮し隙間を隠すために目押し縁と呼ばれる材を取り付けていきます。木工事もあと少しで終わります。春の訪れと共に仕上げ工事の始まりです。
 
PDO@木口

16.02.17

いよいよ階段造作

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今週中で大工工事が終わりそうなので、KIGくんから現場同行を求められました。「木完検査」のタイミング?
 
玄関ドアを開けますとまだ盛んに名取棟梁が造作中です。「なんだまだじゃない・・・。」検査は週末に出直しです。
 
いよいよ腕の見せ所、階段の造作に明日から取り掛かります。
 
中村@PDO

16.02.08

家具打合せ

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木工事も終盤です。石膏ボート張りが大方終わり、家具採寸が出来る状態になったので家具職人と打合せを行いました。
 
オーナーからの要望、設計の意図、建物の造作等、様々な事柄が絡んできます。チグハグな家具にならない様、職人と連携を密に取っていきます。
 
建具、家具の据付は約一ヶ月後となります。
 
PDO@木口 
      

16.01.09

雪に埋もれた

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今年は御柱祭の年です。担当の名取大工も気分はすでに祭りの空へ。1月中には大工工事完了させる!という意気込みでピッチが上がっていました。
 
「暖冬」という前宣伝は誤解を招きます。正確に言えば「寒暖の差が極端な冬」でしょう。大雪寒波が襲来する数日前にオーナーご家族が視察にいらっしゃいました。
 
天井板すべてが張り上がり、すっかり完成の空間ボリュームがわかります。「想像以上!」と何度もほめていただきました。メイン開口からの鹿谷の景観は圧巻です。
 
視察の翌日には雪に埋もれました。1月中の大工完了は無理でしょう。
 
中村@PDO

16.01.06

納まり検討

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七草も過ぎ今年も仕事始めです。現場も再開されています。
 
天井板を張り終えいよいよ空間のかたちが見えてきました。窓枠、階段造作工事に入る段階です。名取棟梁の意見も聞きながら細かい納まりを決定していきます。
 
仕上がりがすっきりと見える納まりは同時に大工にとって仕事のし易い納まりである、ということも多いのです。
 
木口@PDO
      

15.12.21

断熱材吹付工事完了

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天井、壁、基礎が硬質ウレタンフォームですっぽり覆われました。木材の伸縮に追従し、気密性もしっかり確保されます。
 
冬期をまたぐ工期では木材の乾燥など利点も多いですが当然寒いです。本格的な寒さが来る年明けにそなえ、断熱材吹付工事、サッシガラス取り付けを終えることで、これで手がかじかむ事なく工事が進められるのです。
 
木口@PDO 

15.12.15

防水金物検査

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建て方から骨組みのまとめが終わり、地震で柱、梁が外れてしまわないように、台風で屋根が浮き上がったりしないように、全ての部材は「締結金物」で固定されました。また、ツーバイフォー並みの対地震力を得るために、屋根、外壁、床は規定通りの釘を用い合板で固められました。日本の伝統工法+モノコック構造と言うわけです。
 
また、屋根鋼板の下地の防水シート、断熱サッシの漏水防止シールなど、この時点の監理チェックには持てるチェック機能、すべてを総動員しなければいけません。
  
大原則は,隠れてしまうところは全てチェックし、写真記録です。記録の無いことは施工していないとみなされます。社内検査の厳重ポイントです。
   
その上での第三者機関の保証機構検査も指摘事項なしで終了しました。
  
木口@PDO

15.12.04

家族の思い出~上棟の儀

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屋根の野地合板張りが終わり、シートで雨仕舞いも一旦完了です。オーナーご家族にお越しいただき、上棟式を執り行いました。
  
自然の中で生かされていることへの感謝の気持ちも込め、幣束(へいそく)にご家族全員の名前を書いて献上します。
  
結界(聖域)がそこに生まれたような記憶に刻まれる出来事となりました。
  
細田@PDO

15.11.24

上棟完了!

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天候に恵まれ建て方日和となりました。
  
建物が道下にあるので通常のクレーンでは太刀打ちできません。今回は25tもの大型クレーンで工事を行います。技術力の進化と事前に行ったプレカット打合せのおかげで作業はさくさくと進みました。
  
名取大工率いる大工衆により無事上棟完了しました!
  
木口@PDO

15.11.20

木工事始まる

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基礎工事が完了し、プレカット工場で加工された木材が搬入されました。急傾斜地のしかも道下です。搬入するだけでもクレーンを使うなど、技術力を発揮しなければなりませんでした。
  
早速、木工事が始まりました。基礎の上に土台となるヒノキを敷いていきます。アンカーボルトで基礎としっかりと緊結します。
  
柱、梁を組み上げる建て方に先立ち、足場工事を同時並行して進めています。いよいよ家の形が顕われてきます。
  
木口@PDO

15.11.12

立上りコンクリート打設

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紅葉が進み鹿谷の風景も大分変わってきています。天候にも恵まれ工事も順調に進み型枠が組み終わった所で立上りコンクリート打設をします。
  
敷地が道路から下がっている上、建物まで距離もあります。通常のポンプ圧送では届かないので鉄管でホースを延長しています。
  
敷地それぞれに特性があるのでそれに適した施工方法を毎回考えながら工事を行います。同じ敷地は一つもありません。創意工夫することによろこびを感じながら工事を進めていきます。
  
木口@PDO

15.11.04

プレカット打合せ

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天候も安定しているので基礎工事も順調に進んでいます。八ヶ岳スタジオにおいて大工、プレカット技術者とともに、打合せを行いました。
  
柱、梁などの木構造材はかつて大工が手作業で刻み加工をしていました。それには約1か月かかるうえに水平、垂直、仕口、継手の精度には限界があり完成後のトラブルの原因ともなっていました。
  
PDOでは加工をプレカット工法にしています。事前の打合せ、指示が正確であれば、超高精度の木構造が出来ます。
  
材質、寸法、使用法、補強金物の検討・・・・、多くのことをすべて緻密に打合せ、加工図に反映していきます。
  
木口@PDO

15.10.28

配筋検査

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基礎配筋が完了しPDO社内検査を行いました。各部の寸法、根入れ深さ、鉄筋とコンクリートの被り厚さ、鉄筋継手、定着の長さ等一つ一つスケールを当ててチェックしていきます。チェックポイントはコーナー部に集中しています。
  
合格です。問題の無い良い仕上がりです。
  
この後、第3者機関の審査を受けました。
  
木口@PDO

15.10.16

床堀

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床堀(とこぼり)が終わり根伐り床を確認しました。
  
良いローム層が出てきています。許容支持力30KN/㎡以上の「布基礎構造に適した地面の耐力を有した固い層」鉄筋など突き刺そうとしてもとても無理な硬さです。
  
木口@PDO
       

15.10.09

着工 ― 位置出し

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紅葉が始まり、鹿谷からの景色も大分変わってきた中、基礎工事が始まりました。
  
中村が覗いているトランシットという測量機器を用いて工事を進めています。
  
トランシットは角度、距離等を一台で測量します。高さ測量ついてはレベルを使用します。様々な機器を用いて正確な高さ、位置を出し建物の基礎を作りあげていきます。
  
木口@PDO

15.09.24

清々しい土地に

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途中雨にも降られ、10日間ほどかけての大仕事でした。

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大量のカラマツが伐採され、林地には陽が差し込み、とても気持ちのよい土地となりました。
  
ちょうど建物が建つあたり、谷側のカラマツを通しての柔らかい陽射しが気持ちのよい空間をつくってくれています。
  
着工を控え、生まれ変わった敷地に、オーナーご家族にお越しいただきました。この光景は見納めとばかりに、たくさんの写真を撮られ、敷地をあとにされました。
  
細田@PDO

15.09.07

伐採はじまる

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盆明けから続いた長雨も今日はひとやすみ。秋風が気持ちよく吹き抜ける、絶好の着手日和となりました。
  
伐採工事は天女山荘。代々受け継ぐ林業家です。伐採丸太はどこに集積?伐るもの残すもの根を抜くもの、最終確認です。
  
3人の若々しい職人が無駄の無い動きで、作業はみるみる進んでいきます。鹿谷に開く家では、カラマツが主体で100本近くは伐ります。7日間はたっぷりかかる大仕事です。
  
中村@PDO

15.08.27

ご家族での地縄確認

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地縄張りを終えた鹿谷に開く家、久しぶりにご家族にお越しいただきました。鹿谷や隣地との建物の位置関係も見え、よりリアリティをもってイメージができたようです。
  
お風呂から見える景色もご家族で確認。四季折々、谷沿いにあるカラマツ林がみんなの目を楽しませてくれます。
  
予算方針も固まり、工事契約・申請へと着工へ向けた準備を整えていきます。
  
細田@PDO

15.08.02

地縄張り

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鹿谷も深い緑に覆われ、冬とは景色が一変しています。本日は地縄張りをして伐採樹の確認です。
  
倒木等の心配もあるカラマツは皆伐、コナラやダンコウバイ、ヤマザクラなど、何本かの広葉樹を残します。
  
この後コストの打合せ、各種申請と着工に向けた準備を進めていきます。
  
細田@PDO

15.07.03

空間の質

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修正したパースをお送りしようとしていたところタイミングよくND(4台目ロードスター)に乗って、颯爽とスタジオにいらしてくださったオーナー。
  
さっそく変更点についてのご説明です。天井板の張り方向を勾配方向に合わせ、梁の一部を天井面に収めるようにしました。とてもシャープな感じになり、内と外との緊張関係も変わったようです。
  
ちょっとしたディテールの表情が変わることで空間の質も変わってくるものです。
  
細田@PDO

15.05.20

地盤調査

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基本設計も固まってまいりました。詳細な基礎構造の検討のためには地盤調査の結果を反映しなければいけません。
  
スウェーデン式サウンディング試験にて地盤調査を行いました。建物の4隅、中央部分の地耐力を測定します。結果によっては布基礎、耐圧盤基礎等々・・・基礎仕様が違ってきます。
  
判定を待ちます。
  
木口@PDO

15.04.20

外観模型

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八ヶ岳西麓は朝日が射してくるのが遅いです。その分長く西日が差しますが、巨木となったカラマツが密生し、一日を通して日照時間は多いとは言えません。
  
そんなこともあり独特の自然環境をつくっています。冬は根雪になります。春に山菜、秋のキノコは豊富。とにかく鹿が多いことで有名です。
  
道路から見下ろすような斜面の下にこの家の計画をしています。施工に際しては山岳地での経験がものを言うことでしょう。
  
中村@PDO

15.04.13

インテリアパース

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片流れ屋根のつくる空間は、何と言ってもダイナミックな吹き抜けでしょう。ただ、条件が整えない限りは禁じ手です。
  
鹿谷は深い森に覆われていて、昼なお暗めです。通常なら西に向けて開くなど考えられないことです。この敷地ならではの贅沢でしょう。谷に向けて思いっきり大きな開口を設けることにしました。巨木に遮られ直射は程よく調整されます。オーバーヒートの問題はありません。
  
最近のガラスの断熱性能はかつての単なるペアガラスとは比べ物になりません。LOW-E(低放射)ガラスを用います。室内の熱を内部に反射する金属塗膜が施されています。大きささえ考慮すれば、標高1000m以上の高地でもアルゴンガスを封入出来ます。そうなればさらに性能UPします。
  
外気温が氷点下でも、暖房した室内でガラス面を触ってみると、「つめたくない」と感じるのです。壁よりは劣りますがヒートロスの問題も克服できていると思います。
  
ダイナミックに谷に開くコンセプトを実現できる基本設計がまとまりつつあります。
  
中村@PDO

15.02.24

鹿谷に開く家

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いわゆる道下の急傾斜地、と呼ばれる敷地です。ただ、ここが普通ではないのは、道路から斜面をジグザグに下降すると、傾斜がゆるくなることと、深い峡谷が圧倒的な迫力で拡がることでしょう。
  
このような敷地を選択するオーナーは概して挑戦者気質です。それもそのはず、冬山にも立ち向かう登山家なのでした。
  
ご夫妻の一致した要望は、「くつろぐ土間リビング」です。大自然と生活を玄関扉で仕切ってしまうことなく、中間領域として「土間」を用い、環境をインテリアに導きこもうという考えです。
   
今は冬枯れて峡谷も見通しが良いですが、もうすぐで滴るような深い緑の帯となります。
  
中村@PDO