週末、岐阜と滋賀へ建築視察に行ってきました。
岐阜では今年7月にオープンしたみんなの森ぎふメディアコスモスを訪ねました。1階はギャラリーやイベントホール、2階が図書館になっています。
見どころは県産材のヒノキを積層させた天井です。緩やかなカーブを描きながら、包みこまれるような空間は圧巻です。実現のために多くの知恵と努力が必要だったことも感じながら、ヒノキの香り漂う空間に各々思い思いの時間を過ごしました。
グラフィカルなグローブの上には明かり取りの天窓があり、夏場は空気が抜ける仕組みです。また、白い丸柱は雨樋を兼ねるなど、シンプルに見せるための様々な工夫がありました。
この施設は工事を始める前に庭づくりを行っています。工事中も積極的にイベントを開くなど、市民と一体となって進めてきたプロジェクトでもあります。ここでは人々が主役であり、建築は裏方。当たり前のようですが、そうでもない施設も多いのです。だからここを訪れた人たちは皆楽しそう。プロセス含め、公共施設のあるべき姿を見ることができました。
ドイツの水栓ブランド「GROHE(グローエ)」。優れたデザインと心地良い操作性から日々の暮らしをより豊かにしてくれます。
去年末、南青山ショールームがオープンし、展示がとても見やすくなりました。
別荘ではあまりニーズがありませんが、浄水器一体型の水栓も出ています。
最近は電解水素水整水器一体型もあり、さらに来春には炭酸水一体型が発売される予定です。価格は定価で約40万円と決して安くはありませんが、ヨーロッパ以外での取り扱いは日本が初めてということもあり、価格含め今後の動向が注目されます。