2013.05.14

山藤か藤か

できごと

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計画中の敷地の脇に見事な藤?が巻いていました。締められた唐松は「勘弁してー!」と悲鳴を上げているようです。森の中でここだけ日当たりがよく、マメ科の植物にとっては絶好の環境だったのでしょう。
  
ところでこれは藤なのか山藤なのか?違いは巻き方向です。
  
藤は右巻き、山藤は左巻き。
  
これは間違いなく「藤」ですね。

2013.05.02

水遣り当番開始!

できごと

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理事をつとめるNPOでは八ヶ岳の自生種のポット苗を育てています。メンバーが週番で水遣りをします。不良理事の私は忙しさにかまけてついサボりがち。油断をすると枯らせてしまうことになります。生き物を育てるということは大変なことです。
  
今年も4月から始まりました。先日も理事長から「中村さん!今週の当番よ!」しかられてしまいました。
  
今日は朝7時に行って水遣りしてまいりました。

2013.04.26

たてのものをよこに

できごと

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新しいPDOの軽井沢のスタジオは、古い旅籠の一室を借り受けることになりました。誰もがイメージするカルイザワとは違い、静かな追分宿のちょうど真ん中くらいにあります。ですから和風です。
  
私にはかって建築家として悩みがありました。「中村さんの建築は和風だね。」和風なんて意識したことがないのにこんな風に評されると、とても戸惑います。「そんな風にみえているんだな・・・」とても悩んだものです。
  
ですからこの強い和風感を発する旅籠「油や」に拠点を設けることについては少々工夫が必要だな、と思いました。わたしたちデザイナーは常に多角的に物事を観る訓練をしています。当たり前の存在をちょっと視点を変えてみると、新しさが出る。「異化」というデザインの技です。たてのものをよこにしてみるということです。
  
まずは手始めに、間仕切りに使われていた障子を天井に水平に吊りました。光天井です。
  
これから徐々に「異化」に取り組んでいきます。

2013.03.24

恐ろしや赤松!

できごと

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しばらく春の嵐が吹き荒れていました。ようやく南麓にも春が来ましたね。甲府の現場ではもう汗ばむほどです。大泉に帰ってまいりますと!いつもと様子が違っています。道をふさぐようにして太い赤松が倒れています。これには驚きました。その後クレーンが南麓中から集められたのでしょう。7台も参集して力をあわせて撤去しています。それにしても電線の張力はたいしたものなんですね。
  
赤松は森林破壊の象徴です。広葉樹の森を伐り開いておくと、土壌の養分も流れてしまいます。それでも日当たりだけはよいですから、もやしの様に赤松が生えてきて、急成長します。そんなわけでとても弱いのです。
  
赤松を伐って広葉樹を植えましょう!

2013.02.06

八つ石大福とグッドアイデア!

できごと

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この八つ石、どうにかして良い使い方出来ないものか?真っ先に思いつくのが石焼プレート。実際私は牛肉をこの上で焼いて食べています。サーロインなどの脂が多いものでなく、ヒレやモモなど、赤身の肉を焼くと良い。でも、富士でも浅間でも「溶岩焼き」などと称して、皆やっていることでつまんないな。
  
そんな事を考えつつ、8FINの家のご夫妻に、少々遅めの新年のご挨拶に行ってまいりました。
  
八つ石プレートを持参いたしましたら、早速葉っぱをもいで大福をのせてくれました。「そうか・・・。食器として使うのも良いな・・・。」などと思っていましたら、「すこーし丸くくり抜いたらもっと用途が拡がりますよ。」目からうろこ、とはまさにこのこと!重大なヒントをいただいてしまいました。
  
そこで早速スケッチ!

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