2015.11.22

ぶな子の引っ越し

森づくり

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私の自宅の狭いスペースに仮植えしていたブナ。もともとは日本大学造林学部の鍛代先生が発芽実験で3年ほど育てたポット苗を譲り受けたものです。約10年生ということになります。それでも仮植条件が良くなかったせいか、まだ2mほどの、人で言えば幼稚園児くらいです。
  
PDOスタジオの野草の丘の斜面に引っ越しのタイミングに適す、晩秋となりました。
  
根を傷つけないように慎重に掘り起し、裁ちばさみで先端をカットし、車で10分の距離を引っ越しです。
  
来春の芽吹きを待ちます。

2015.11.19

遊べるフード

デザイン道

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施工中の家にドックトロットがあります。
  
建屋と建屋のすきまをウッドデッキにして、そこに架け橋のように屋根でつなげて出来る半外空間、それをドックトロットといいます。北欧の山荘などに多く見られる、伝統的な様式の一つです。犬をつないでおくには都合の良い空間、と言う意味でしょうか。
  
そんなドックトロットにファイヤーサイトを設けました。壁、炉台を大谷石にします。煙抜きに開閉天窓。さて、炎の立ち上がりを受け止めるフードのデザインはどうしようか?折角ですから火で色々遊べるようにしておきたいものです。
  
ダッチオーブンをぶら下げられるように、岩魚やソーセージなんか遠火で炙れると楽しそう。フードにアツアツのダッチオーブンを載せられるときっと便利でしょう。角が出ているとぶつけたとき危ない・・・・。
  
おもしろい絵にまとまりました。

2015.11.18

ひーさん、リサイタル?

できごと

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羊歯の森にある家にグランドピアノが入りました。空間に重心をつくってくれます。
  
ピアノが入り、建物がより豊かになったように感じます。自然とつながるこの空間で、子供たちがピアノを弾く風景が目に浮かびます。

2015.11.16

マッチ箱デザイン

できごと

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追分宿で出店しているタイル屋さんが油やのマッチ箱をデザインしてくれました。
  
油やが旅館だったころのイメージです。ストラップが付いてレトロな雰囲気が出ています。

2015.11.14

つながる色

できごと

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建物の色を決める際、PDOが大切にしているのは環境との連続性です。
  
オーナーにおすすめしているのは周辺樹木や敷地の土など、そのエリアにあるものとの色合わせです。環境に馴染ませ、風景の一部になるための一助になればと考えています。
  
先日、お引渡しから8年程経ったオーナー宅を訪ねました。


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何かの巣のような・・・
  
おそらくここの土で作られたものでしょう。外壁の色と良く似ています。
  
建築がこの土地に馴染んでいる、改めてそう感じた瞬間でした。

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