2013.05.15

アルミ×書

できごと

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油やのルーサイトギャラリーで展示されていたアルミ作家と書家によるコラボレーション作品です。
  
アルミ作家である小沼直晴さんの作品は、高温で溶かしたアルミに溶岩のテクスチャを加えた力強さが特徴です。
  
その作品の上に書を加えるのが書家の千登勢さんです。言葉が加わることで意味が生まれ、作品に深みが増します。ちなみにここに書かれているのは、
  
銀の滴降る降るまわりに
金の滴降る降るまわりに
  
というアイヌ神揺集の一文です。作品によっては半年間毎日小沼さんの作品に向き合い、ふさわしい言葉を考えたそうです。

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自分が魅かれたのはこの2作です。左側の作品には文字が書かれていないように見えましたが、千登勢さんに「近づいて見て下さい」と言われ、良く見てみると・・・

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一文字一文字が繊細に刻まれていました。古今和歌集だそうです。
  
一緒に作品を見た中村も、時間をかけてじっくり解読してみたいと言っていました。
  
今回の展示は終わってしまいましたが、また来年、新作に期待です。

2013.05.14

山藤か藤か

できごと

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計画中の敷地の脇に見事な藤?が巻いていました。締められた唐松は「勘弁してー!」と悲鳴を上げているようです。森の中でここだけ日当たりがよく、マメ科の植物にとっては絶好の環境だったのでしょう。
  
ところでこれは藤なのか山藤なのか?違いは巻き方向です。
  
藤は右巻き、山藤は左巻き。
  
これは間違いなく「藤」ですね。

2013.05.13

バードコール

できごと

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油やの前庭で行われたワークショップ、小沼直晴さんの「バードコールをつくろう」。今日はギャラリーの縁側で小沼さん自ら制作していました。

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材料は油屋旅館から出た廃材と丸環です。丸環を回すと「キコキコ」と高い音が鳴ります。それが鳥の鳴き声にそっくりです。
  
一度鳴らすとどこからともなく鳥たちが返事をします。それに答えるようにこちらも「キコキコ」。繰り返していると目の前にシジュウカラがやってきました。

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達人ともなるとバードコールの音を使い分けられるそうです。すぐに1つ欲しくなりました。

2013.05.05

「緑」の作法〜セイヨウシナノキ

できごと

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ダイニングから見える無粋な電柱を消すために植えられた株立ちのセイヨウシナノキ。(別名:リンデンバウム)

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8年前は樹高3mほどの木でしたが、現在は10mくらいに成長し、しっかり役目を果たしてくれています。

2013.05.02

水遣り当番開始!

できごと

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理事をつとめるNPOでは八ヶ岳の自生種のポット苗を育てています。メンバーが週番で水遣りをします。不良理事の私は忙しさにかまけてついサボりがち。油断をすると枯らせてしまうことになります。生き物を育てるということは大変なことです。
  
今年も4月から始まりました。先日も理事長から「中村さん!今週の当番よ!」しかられてしまいました。
  
今日は朝7時に行って水遣りしてまいりました。