2023.04.26
「プラットフォーム」の家
建主のご滞在に合わせて植栽工事を行いました。
植栽には建築的機能や微気候のコントロール、審美的機能などさまざまな役割があります。
今回は道路からの視線を遮るプライバシーの確保や空間に奥行きを持たせる演出なども意識しています。
また、夏に葉を落とす落葉樹は、建物周りの微気候をコントロールしてくれる天然の空調機器になります。
細田@PDO
2023.04.21
コテージの営業から1年が経過したじいそぶがるてんを訪ねました。
(施設名称はVilla Classi Karu(ヴィラ・クラシカル)となります)
家族や友人で別荘のように滞在してほしいというオーナーの想いが形となり、
多くの方に楽しんでいただいています。
庭づくりもこの春から本格的にスタートしました。
散策路の様な小径はスーツケースでの移動も考えモルタル仕上げになっていますが、
人工的に見えないように墨を混ぜて周囲と色を馴染ませています。
今年は高木の剪定と新たに樹木の植栽を予定しています。
植物の成長も楽しみながら、年単位での計画となります。
2022.12.17
今年ご依頼いただきましたM様邸の庭リフォームについて
一部をご紹介します。
こちらは庭のみのご依頼です。
初めてお伺いしたのは昨年の11月。
庭中にある切り株がご両親にとって危なく
広い庭が楽しめないというお悩みでした。
庭には平らな場所がなく、切り株があちらこちらにあり
どこを歩いても足元は斜めです。
工事の内容が決まり、7月から着工しました。
たくさんの切り株を伐根した後
デッキから降りたところはできるだけ平らになるよう整地し
ツツジやブルーベリーなどの既存樹木をいくつかを移植して
ほとんど枯れている低木は処分をします。
それと同時に、庭にびっしりと自生していた多くの山野草をトレーに一時避難し
どうしても保護したい山野草のある場所は
出来る限り避けながら整えてもらいました。
その後、アプローチと石のステップをつくり
避難していた山野草をアプローチ沿いに植え戻し、植物の名前が分かるように
ネームプレートをつけました。
仕上がりはウッドチップの入荷が遅れ、10月になってしまいましたが
なんとか予定内容を終わらせることができました。
アプローチライン確認のため、白線をひいています。
10月の仕上げ。ウッドチップ敷き込み後。
こちらは昨年12月の写真です。
今年10月の仕上げ。ウッドチップ敷き込み後。
ご両親と共に、楽しんでいただければ幸いです。