105度の家

105度の家

設計:中村大補

24.07.11

ファサードデザイン



急傾斜地に建つこの建物には地階があり2階建ですが、道路側から見ると平屋のように見えるファサードデザインです。

道ゆく人から見ると軒が低く抑えられて、とてもスケール感のよい建物です。周辺の風景をつくっているという意識を持ち、家に向かう時にワクワクするようなデザインを心がけています。

道路側の植栽も行われ、樹木の緑が柔らかさを演出してくれています。

細田@PDO

24.03.30

間接照明 ー光の演出ー

 


地階エリアには基礎の立ち上がり部分の断熱(熱橋を防ぐため)の関係で通常の壁より内側に厚くなっている部分があります。写真奥のアトリエはこの部分を利用して間接照明が設けられています。工夫されたデザイン処理によってとても落ち着く空間になっています。
細田@PDO

24.03.18

現場視察 ー現場でコーディネートー



ご夫妻に仕上げ工事に入っている現場にお越しいただきました。



実際の空間に身をおいてロールスクリーン生地やソファの張地を検討します。
いろいろと悩む時間もまた楽しいものです。

細田@PDO

24.01.20

天井羽目板張り



木工事を進める現場では応援大工が入り、天井の羽目板張りをしています。材は米栂無節板で節のある欧州赤松に比べて高価ではありますが、すっきりした空間になります。

細田@PDO

23.11.08

外壁仕上げ ーガルスパンー



山岳眺望の素晴らしい敷地ですが、谷から吹き上げてくる風の強い場所でもあります。
機能面を重視して外壁仕上げはガルバリウム鋼板の範囲が多く、今回は表情の優しいリブ状に成型加工したガルスパンという商品を使っています。



細田@PDO

23.09.11

上棟の儀 ー安全祈願ー



現場では木工事が進んでいます。ご家族にお越しいただき、上棟の儀を執り行いました。
お神酒、洗い米、塩、切麻(きりぬさ)を用意して建物の四隅をお清めします。


工事中の安全と山岳ビューを生かした素敵な建物が無事に完成することを祈願します。
その後、現場でお弁当を囲んでの会食です。感慨深い上棟式となりました。

細田@PDO

23.07.11

祝・上棟! ー現場視察ー



昨日より建て方スタート。天候にも恵まれ、初日の午後に無事に上棟しました。
おめでとうございます!
南傾斜の敷地を生かしたPDOらしい設計で、アプローチ側から見ると平家のような佇まいです。



ものづくりが大好きな建主はこの日を前から楽しみにされていました。建て方2日目、早起きして現場の様子を見に来てくださいました。ちょうど大工さんらの休憩時間に室内から山の見え方なども確認いただきました。
次回、日をあらためて上棟時打ち合わせを行います。

細田@PDO

23.07.07

土台敷きはじまる



梅雨の晴れ間、土台敷きがはじまっています。来週の建て方に向けて床組みや足場掛けを行なっていきます。



敷地にはかなりの傾斜があり、過大な基礎とならないように二重土台になっています。木造建築ならではの合理的な考え方です。柱が立っているところが1階、その下が寝室や水まわりなどの地階のスペースとなります。

細田@PDO

23.06.01

現場視察 ー105度の基礎ー



埋め戻しが終われば2/3くらいが土に隠れてしまう基礎。
ちょうど型枠がばれたタイミングでご夫妻が現場視察に来られました。平面ではなかなか理解しづらい複雑な基礎です。



別の角度から見ると傾斜地ならでは基礎形状であることがわかります。
この後、天候を見ながら埋め戻しや防湿コンクリートの打設などを進めていきます。
細田@PDO

23.05.01

基礎工事 ーこだわりの105度ー



基礎工事がはじまっています。敷地傾斜に沿わせた断面計画で曲がりの角度はこだわりの105度。
またしても難易度の高い基礎工事となっています。
知恵と技術の積み重ねが暮らしの中の感動をつくり出してくれるのです。

細田@PDO

23.04.06

インテリアパース ー高すぎない天井高さ―



LDKの空間の構成、ボリュームは慎重な検討を要します。
キッチン天井は水平で吹き抜けていては都合が悪いです。
ダイニングやリビングは開放的に天井が高いのは良いですが、
快適と感じる高さは平面形状や広さと
密接にかかわります。



断面図を入念に検討しインテリアパースでチェックします。

中村@PDO

23.04.01

外観模型



道路から敷地への進入は下がらないほうがベターです。
なので、カーポート~エントランス~LDKは
1階とすれば、寝室や水回りは地階に配す
断面計画となりました。

敷地傾斜に逆らわないことが大切です。

中村@PDO

23.03.27

角度 ー105度―



オーナーは山岳眺望にこだわりました。
特にこの敷地から見える南アルプスを
開口部から正面に臨みたい。
道路や隣地境界線、分譲地規約のセットバック、隣家の位置、
多くの要素との関係を良くし、
なおかつ南アルプスを正面視する・・・・・・・。

作図の合理性と木材加工の合理性から
通常への字は135度か120度とすることが多と言えます。



でもここでの解は105度!
はじめての挑戦です。
中村@PDO

22.09.02

プレゼンテーション ―親切設計がモットー


敷地の特性を活かし、住まい手の分身のような家・・・・。

家は必ず美しくなければいけません。


だから結果的に職人には困難な設計内容になりがちです。

これでも、住まい手にも職人にも親切な設計を

モットーとしております。


この家はPDO得意のへの字です。

目の前の大絶景をわがものに囲い込み、

なおかつ、

接して建っている両隣の家を生活視界から

一切排除する、

そして家に押し寄せてくる雨水や北風をいなす。


この3点を解決するにはこれしか方法がない、

そう思ったからです。

中村PDO

22.08.24

105度の家


裾野の広さからして八ヶ岳は富士山をおおきく上回る一つの大きな山塊だったと言われています。

約30万年前に始まった大規模な火山活動で山体崩壊をくりかえし、今の姿になったようです。

この敷地からは、雄大な八ヶ岳裾野、それを被う樹海、フォッサマグナと呼ばれる地溝帯を見おるし、八ヶ岳主峰群から南アルプスを見渡せる絶景地です。

敷地を最初に訪れたのは4月、早春のころでした。

中村@PDO