2024.06.15

環境価値を高める仕事



建築行為は、自然に介入し、少なからず環境を破壊します。
問われているのは、美意識や自然との向き合い方。
PDOの根っこには、自然に対して謙虚になるという思いがあります。

環境に介入し、復元し、再生へと繋げていくためには住まい手の力も借りなければなりません。その土地を慈しみ、建物を好きになり、四季折々、色々な発見をしながら暮らしを紡いでいくこと。美しい建物を建て、植栽を行い、庭づくりを時間をかけてしていくことが暮らしの豊かさにも繋がると考え、PDOは建築と造園の両方を担えるデザイン事務所を目指しています。

美しい建物や庭は周辺にも影響を与え、豊かな環境の連続性を生みます。
好循環を生み出す手法がPDOの根幹にあるパッシヴデザインです。

2024.05.23

森づくり10年 ー緑の復活と森の再生ー

 



10年前スタジオの建築に合わせて、不毛の土地だった敷地の一部に1,000本ほどの広葉樹の苗木を植林しました。植物学者の故宮脇昭先生が提唱する混植密植の手法です。



1m四方に樹種を混ぜて3本づつ植えていきます。アプローチの左側は土を大量に入れてマウンドをつくり、野草エリアとしました。

2年目はこんな様子。


そして10年の歳月が経ち、緑に囲まれたうずまきスタジオが、木々の間から見え隠れします。どのくらいの費用をかけるか、どんな時間軸で考えるかによって、庭づくりの手法も変わってきます。



10年は長いかもしれませんが、5年くらいの時間軸で考えるのであれば、50~100センチくらいの苗木をたくさん植えて、小さな森をつくることもできます。



高木、中木、低木からなる階層。育った木々たちが日陰をつくり、適した野草も育ちやすくなります。庭づくり、森づくりの醍醐味は、毎年の変化。変わってゆく植生を眺めるのも楽しいものです。

2024.05.15

樹木の植え込み 



昨年から庭づくりを進めているM様邸、追加植栽をご依頼をいただきました。
お客様立ち会いのもと、さまざまな位置から確認いただき、エゴ・ヒメシャラ・シャラ・アブラチャン・ヤマザクラ・リキュウバイを植え込みました。



園路をつくりながら草刈りをしている西側のススキのエリアも良い感じのグラスガーデンになりそうです。



1〜2年手を入れながら潜在植生の復活を見守り、少しずつ野草を足していくのも良いものです。

2024.04.20

植木市 ーシーズン・インー



八ヶ岳の南麓もすっかり春らしい気候になりました。山梨県でも3月の上旬には最大規模の初セリが富士河口湖で行われ、地元の業者さんも仕入れに行かれています。



造園工事でパートナーとして一緒に仕事をすることも多い、八ヶ岳グリーンサービスさんも人気の樹木を中心に仕入れてこられたようです。GW明け過ぎまで各地で植木市も開かれています。



自宅用で、低木落葉樹のナツハゼと、サラサドウダンを予約してきました。
数年先をイメージしての植栽、庭づくりは楽しいものです。

2024.03.08

春からの造園植栽計画 ー雑木の庭ー



引き渡しが終わり、気持ちは庭づくりに向いています。ご滞在のタイミングで春からの植栽計画の打ち合わせを行いました。今年度の樹木の仕入れが始まる時期ですので、ご希望を伺い目ぼしい樹木があれば用意をしてもらいます。


建物裏側の室外機等の目隠しと道路境界沿いの石並べと低木の植栽などの工事があります。北庭の雑木風の庭づくりは10年くらいの時間をかけてつくり上げていきます。

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