だんご門の家

だんご門の家

設計:中村大補+清水信吾

24.04.18

床堀りはじまる



先週、現場での地縄確認が終わり、床掘りを行いました。



基礎形状はベタ基礎で、カーポート部など一部は布基礎での施工になります。地面を突き固める地業をして、防湿シートを敷き詰めます。



細田@PDO

24.03.07

インテリアパース —本の回廊—

さながら本の回廊とでも言いたくなるような廊下です。
これだけあってもまだ増えていくので足りないかも・・・・、
とのこと。

6人の大家族の家ですから、LDKもそれなりの広さが必要です。
黒いクリの床、漆喰の壁、ツガ板の天井、十和田石の壁柱、
様々な要素が組み合わされます。

中村だいすけ@PDO

24.03.04

膨大な蔵書~もっと増える?



膨大な蔵書を収め、それをしまってしまうのではなく、図書館の開架書庫のようにすべて見えるように、
というのが当初からの要望。

図書室を生活ゾーンと接して配してもよいが、
それでなくても必要諸室が多い家です。

そこで、長い導線、廊下に沿わせて全てを壁面本棚にしてしまうことを考えました。
ただ、2400天井いっぱいですと圧迫感がすごそうです。
内法2000のキャノピーを設けてそれ以下にしましょう。

この時点で本棚の詳細図と100分の1の展開図を描いて検討です。

中村だいすけ@PDO

24.03.01

断面デザイン

水平線を強調した伸びやかな外観とするために
断面形状は極めてシンプルにしたいところです。
そして、縁側とそれを覆う庇と室内空間の連続性、寸法も
慎重に検討したい。
中村だいすけ@PDO

23.11.28

エレベーションイメージ

門を抜けると低い庇の連続の向こうに2階建てのボリューム。
PDO流の建築形態論に基づきます。
中村@PDO

23.11.22

プランイメージ

大家族ですので要望集約は至難の業。
それでもようやくまとまりつつあります。
カーポート抜きにしても111坪もある!
スリム化が必要そうです。

中村@PDO

23.11.14

サイトプランイメージ

敷地はかつてテニスコートだったようで
水平です。
広く、平坦であれば設計自由度は増す、
と一般には思われがちですが、
自然地形、既存植生をコンテクストとし
てイメージを得て形にすることが
常ですのでここでは少々苦労しました。

住居は5ベッドルームに膨大な蔵書を
収めますので敷地を囲うように
L字がいでしょう。

団子を扱うBAR(CAFEではない)
を門のようにし、そこを抜けて住居へ。

最近では門構えのある家を設計する
機会は少なくなりました。
私のような山専門の場合特にです。

住居のボリューム、将来営む団子BARの
配置はこんな感じになりそうです。
中村@PDO

23.11.11

だんご門の家


原村の森の中に、関西から移住する家族の家です。
かつてテニスコートだった広大な敷地は当然のことながら平たんです。

今は外来種の雑草と白樺の幼樹が覆っています。地面に養分のない証拠です。

もともとの自然地形を加工していますので地相から、建築イメージのインスピレーションは得られません。そうしたとき、私は苦労してしまいます。

5ベッドルーム、数万冊の蔵書を収める、二間続きの和室・・・。大きな家となるでしょう。
また、団子を提供するBARを併設したい、とのこと。

中村@PDO