昨年、小淵沢に一戸建てを借りて、東京との二拠点居住を始めたご夫妻。
八ヶ岳エリアへの本格移住のために土地探しを始めています。いろいろ見て回る中で、イメージに近い明るい広葉樹の森に出会い、敷地を一緒に見てほしいとの相談をいただきました。
あまり人の手が入っていない、ワイルドな森です。ここに居を構えるわけですから自然に介入することになります。自然に介入し、少なからず破壊する。その後、時間をかけて修復し、再生する。
そうした一連の変容にどう関わっていくのか。PDOのテーマでもあります。
奢ることなく、自然から学び、謙虚にできることを続けていく。
自然は偉大です。その秘めた力を借りましょう。
更紗満天星の家で新たなプロジェクトが進行中です。庭に建つオブジェのようなミニマムなワークスペース。水まわりはなくワークカウンターとこだわりの椅子。母屋に対しての絶妙な配置と削ぎ落とされたデザインが特徴です。
テレビコマーシャルをはじめ、Web や映画など幅広く映像づくりを手がけている会社のサードプレイスとも言える拠点「天然水の家」
都会を離れ、森の中で心を静める。
アイデア出しを行う。
美味しい食べ物とお酒で思いっきり楽しむ。
夏のマザーハウスのまわりはキャンプベース。カラフルなテントが張られた光景は絵になります。3年目の夏を迎えるマザーハウスを近々訪ねる予定です。
フェロー建築家 橋爪賢一は、圧倒的に繊細な美のセンスの持ち主であり表現者です。
存在が「美しい」とはどんな理由からでしょうか。
全ての要件が絶妙なバランスで整っているということでしょうか。
建築デザインにとどまらず、グラフィックデザイン、webデザインにも美才を発揮します。
pdoのロゴマークデザインは彼の名作です。
学生時代は、バレーボール部キャプテン、生徒会長、宴会幹事、
と、気がつくとなぜか人を束ねる世話役になっていたとのこと。
しなやかで、話しの聞き手に回ることが多いのは、
デザイナーとしての資質に重要なことです。
さて、中村との出会いは、20年以上も前に遡ります。
苦もなく進学した信州大建築学科を惜しげもなく捨てて、桑沢デザイン研究所に自らの将来を賭けました。
そこで先生としての中村と出会います。
中村との建築デザインに関する交流は、そこから始まりました。
以来、世代を超えて共に高めあって来た、と中村は言います。
多彩な色と美をもたらしてくれるフェロー橋爪氏は、PDOにとってなくてはならない存在です。