先が見えないコロナ禍ですが、いずれ落ち着いたとしてもリモートワークは続けるという方は多いようです。
働き方が変わり、定住、別荘関わらずワークスペースがほぼ必須となりました。
LDKの一角、寝室の窓辺、吹き抜けに面して、完全個室など、家族構成や働き方によって求められる条件は異なります。
「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた「ワーケーション」という造語もありますが、
都会とリゾートの大きな違いは窓から見える景色です。
明るく気持ちの良い環境の中で集中したりリラックスしたり、
自分らしく働く環境を作ることができます。
橋爪@PDO
ゆきまどの家を建築実績に公開いたしました。
LDKはわんちゃんたちが日向ぼっこのできるスペースでもあります。
モダンリーフの家 を建築実績に公開しました。
水面のゆらぎが天井に映しだされ、シンプルな空間に彩りを与えてくれます。
薪ストーブの炎と共にいつまでも眺めていたくなります。
シンプルに見えるものほど、
実は見えないところで工夫されていることがあります。
SORA SOHOではコーナー部に細い柱を2本立てて軽やかに見せています。
固定のため上部が一枚のプレートで繋がっていますが、
櫻田大工が見事に隠してくれました。
出来上がってしまえば細い柱しか見えない、
それが狙いでもありますが、
こういった丁寧な仕事があってこそ実現できるのです。
(撮影:櫻田大工)
「PDOさんはへの字の建物が多いですね」と言われます。
中村も趣味でそうしている訳ではなく、敷地の特性を読んでのことと言います。
採光、通風、水の流れ、地面の高低差を読み、
建築が環境と緩やかに繋がる不思議な形です。
への字プランと相性が良いのがサンルームです。
LDKよりも床を下げ、薪ストーブを配置するのがおすすめです。
ステップがベンチとなり、自然と団らんが生まれます。
目の前に広がる景色を眺めながら、薪ストーブの炎も楽しむ。
窓を開ければそのまま庭へとつながります。
豊かな空間を生み出す仕掛けが満載なのです。