天神の曲がり家は、昨年の引渡し後は週末住宅として時々利用されていました。随分先だと思っていた、ご一家の引っ越しの時期も近づいています。1メートルを超える2月の大雪にはびっくりされたようですが、自然と向き合うこの地での暮らしを、ワクワク、ドキドキしながら待ち望んでいます。
わんぱく盛りのこども達もこの春から地元の小学校、幼稚園へとそれぞれ元気に通いはじめます。
家が建ち、ご一家の暮らしがはじまり、春以降には庭の計画も少しづつ進んでいきます。生き物や自然と応答しながらの新しい暮らしがいよいよスタートです。
薪ストーブの最近の主流は触媒を使わないリーンバーン、クリーンバーン燃焼です。排出ガスを低減させるために、薪が一次燃焼した時に発生する燃え切れなかった可燃性ガスに空気を混合させて、再燃焼させるのです。
我が家のフェデラルコンベクションは触媒を使う、キャタリティック燃焼と言われる方式。いくつかの燃焼方式がありますが、二次燃焼させることによって、オーロラのような美しい炎が楽しめるのです。
来年、八ヶ岳の南麓に建築を計画されていらっしゃるお客さまとの打合せで本日は東京出張でした。
年内の建築契約へ向けた金額の合意もでき、お客様から託された家づくりの想いをしっかり受け止め、中村と二人、ささやかな宴を設けました。
場所は中村が若い頃に随分と通った新宿の名店、「ぼるが」です。創業は1949年。60年を超える歴史ある居酒屋なのです。
美味しいお酒をいただき、帰りがけに店の前で記念写真です。