PDO建築事務所
2015.04.24
畑仕事
中村総監督のもと、森を臨む敷地の一角に畑をつくろうとひろよさんがクワを持って耕しています。 元々泉ラインを通すために山を切土した土地ですから養分もなく、土づくりからはじめなければなりません。 建築家のやる仕事ですから、しっかりと位置出しをしてから行います。昼食後の腹ごなしにと始めましたが、相手は手強い。クワも曲がってしまうほど固い土です。 当初予定より少しエリアを狭め、石を取り除きながら耕したところで今日の畑仕事は終わりです。
2015.04.21
できごと
笹を造園工事に用いることは、いくら私が推奨しても、なかなか採用されることはありません。 自然環境との連続性。造園計画で一番大切にしたいことです。ここまではオーナーも同意です。 でも笹を植えましょう!と言うと大概の場合NGです。 高原の風にいっせいにそよぐ笹の葉、月光に照らされて怪しく青色になる笹の葉、すばらしいと思います。 鹿のお尻はなぜ白いのでしょう?群れ同士の目印なんでしょうね。笹の原ととても似合います。
2015.04.19
森づくり
ちょっと隣の森に散策へ。 みつけたのは根がぐにょんと絡み合ってできた洞窟。 手をいれたものならばがぶっとやられそうな暗闇。 もしかして、穴に足を入れたら別世界へワープ!?なんてね。 非現実的だと思いながらもちゃっかり足を突っ込んだ私は、今日も変わらず八ヶ岳スタジオにいます。
2015.04.16
昨日は午後から急に天気が崩れはじめ、軽井沢でも氷が降りました。 今日は朝から気持ちの良い天気です。気温も少しずつ上がってきています。 浅間山の雪解けとともに本格的な春到来といったところでしょうか。
2015.04.13
デザイン道
古民家の三和土(たたき)の土間は外部環境と内部生活との中間領域です。外であり内でもある。日本独自の美意識でしょう。 土を何度も付き固めた三和土。石灰と石膏が主成分のセメントに砂を混ぜて水で捏ねたものがモルタルです。現代版の三和土をこれで表現します。乾燥割れ防止にワラスサをたっぷりと混ぜ、仕上げにワラスサを撒きながら木鏝で均します。 藁を建築に用いると、なんとも言えない郷愁が漂います。農耕民族としての奥深いところの感覚に触れるからなのでしょうか・・・・。
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