2018.09.14

直伝に感激!

デザイン道

東京建築士会が企画してくれた「東京の土塗り壁の家 見学会」。
伝統木造技術を駆使する建築家、高橋昌巳先生が自らの設計監理物件の進捗を、
全10回に渡って工程ごとに講義してくださいます。

今日は板金処理と外部造作の見学会です。
私はこのために八ヶ岳の山奥から潤さんと和也さんとともに練馬まで出張です。
神業のような板金工事技術と緻密な大工工事、左官工事に触れることができました。
さて、講義後、勇気を出して私が設計中の家の図面を高橋昌巳先生に見ていただきました。
丸太梁の扱いにどうしても自信が持てなかったからです。
「OK!ウエルカムだよ!」
直伝の教えに感激です。

中村@PDO

2018.09.08

キッチンIN七輪

できごと

介護中のワンちゃんの柵造作の打ち合わせで「美鈴の家」を訪ねました。
ライナーは思ったよりも元気で安心した顔つきをしていました。

本題の打ち合わせもそこそこに、
アイランドキッチンの天板の上にある物体が先ほどから気になります。
「えっ?家の中で七輪やったのですか?」
なかなか普通じゃないことです。
「七輪本舗のこの製品すごく優れモノなんです!」
川魚焼きの串たて、網交換のグリップ、そしてこの七輪の形・・・・。
確かに使いやすそう。

「で、夕べは何を焼いたのですか?」
「タマゴタケを網焼きしました。そんなわけで少々飲み過ぎました!」
ここは八ヶ岳でも一足早く秋が来るエリアです。
なるほど。

中村@PDO

2018.09.04

光を楽しむ ―ショールーム見学―

デザイン道


最近の照明はほとんどがLED電球に対応しています。
「電球を交換する」という言葉が死語になりつつありますね。

白熱灯からLEDに変わっても「光源」という意味では同じです。
それを覆うカバーのデザインによって光の性質が変わってきます。
リビングやダイニングに象徴的な灯りがあると、
空間に中心が生まれ、昼間とは違った雰囲気を楽しめます。

最近は多灯型のものを見かけるようになりました。
2灯以上の違ったデザインの器具を並べたものです。
かわいらしく遊び心がありますね。店舗に向いていると思います。
住宅の場合はもう少し長い時間軸で考えてみると良いでしょう。
流行のデザインは古く感じることも早いのです。

大切なのは空間全体のバランスや色味。
それぞれのシーンや用途にあった光を見つけていきましょう。

2018.08.31

カラーコントロール

デザイン道


室内に見える木材は柱や梁といった構造材以外に
フローリングや造作家具、建具など様々です。
通常は無色透明の保護塗装で仕上げますが、
テーマやイメージに合わせて着色することも可能です。

経年変化を遂げた古材のような茶色、
いつまでも白木のように見える白、
塗る色によって印象がガラリと変わります。

アイテムガレージの家はホワイティーな空間です。
薪ストーブやタイルも白いものを選びました。
空間の色味がシンプルな分、外の緑が引き立って見えます。
PHランプのグリーンも映えますね。

色の持つ力を利用して空間をまとめていく。
そんな選択肢もあります。

2018.08.29

100分の1の現実

デザイン道


建築模型は見る人を惹きつける魅力があります。
スチレンボードで表現された白一色の世界はアートのようでありながら
実物を模した敷地や建物を俯瞰して見ることができます。

実際に手に取り眺めていると、
いつの間にか小さな世界に入りこんでいることがあります。
カーポートに車を止め、建物のまわりを歩いてみましょう。

「ここからの景色がいいんだよな」
「この窓は道路からの見え方が気になるから考えよう」

基本設計では間取りや外観など検討に熱が入ります。
図面以外に模型やパースといった複数の視点で見てみると
新たな気付きがあり、楽しさも深まります。

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