
うずまきスタジオのマンサクの花が満開です。
例年2月後半の少し暖かくなった頃に冬枯れの景色の中でいち早く黄色い花をつけます。

マンサクの名前の由来ですが、早春に他の花に先立って黄色い花を咲かせることから「まず咲く」が訛ったという説もあります。山地ではダンコウバイの黄色い花と合わせて、春の訪れを感じさせてくれる花木です。

八ヶ岳南麓特有の1/10勾配くらいの土地です。
高木はカラマツ主体の林で他にコナラやサクラ、ウリハダカエデ、リョウブなどの山地に自生する広葉樹が見られます。
写真手前に見えるような広葉樹の幼樹もたくさんあり、伐採により陽がもっと入ると小さな広葉樹の成長が加速することでしょう。
林床には笹が一面にあり、土壌保護の役割を担ってくれています。敷地内にはいくつか石が点在しており、基礎工事で多少難儀するかもしれません。産出した石は場外搬出はせずに外構計画で利用するのが良いでしょう。
コナラなどの落ち葉が毎年堆積し、微生物などによって分解され長い年月をかけて表土をつくっています。ここでの暮らしを支えてくれるグリーンインフラ。難しいことですが、豊かな植生や土壌をできるだけ守りながら建築工事を行いたいものです。

「Mimicry Style」 MS-3の原型となる「黒橋鳥かごの家」。完成から10年が経過しており、別荘としてご家族で利用されています。
平坦地に建つ、3LDK。平屋の2LDKだったり、屋根付きデッキにして中間領域を豊かにするなど様々なアレンジも可能です。
平坦地から緩傾斜地が適しているでしょうか。

「Mimicry Style」 MS-5の原型となった「雲隠れの家」。まもなく完成から10年が経ちます。
3/10勾配程度の急傾斜地に建つ平屋。2LDKに屋根のかかったデッキ、そしてロフトの書斎があるコンパクトながらも豊かな家です。
傾斜を利用したスキップフロアとなっています。
