日本には約1300年前に建立された法隆寺をはじめ、築数百年に及ぶ木造建築が数多く現存しています。
構造デザインという視点でこれらの建築に焦点を当てた展覧会を見てきました。
模型を通して先人の知恵や熟成を重ねてきた建築技術に触れることができます。
法隆寺 五重塔 積み上げ構造
東大寺 南大門 挿肘木(さしひじき)
錦帯橋 アーチ構造
白川郷合掌造り民家(旧田島家) 接合部ディテール
エバーフィールド木材加工場(2024年竣工) 木造レシプロカル構造
※部材同士が支え合うことで釣り合いを保つ構造
理に適った骨組みは力学的に安定をもたらすだけでなく、
構造美となって建築の象徴にもなっていることが分かります。
温故知新、伝統建築から今後の展望まで触れることが出来ました。
「壁画の家」を建築実績に公開しました。
壁画はニュージーランド在住の江龍(こうりゅう)さんが
「自然」と「共存」をモチーフに描いてくれました。
江龍さんがまとめたメイキング映像も見応えがあります。
よろしけれはこちらをご覧下さい。
Karuizawa Mural Project 2023
LDKは外に開き開放的で活動的な空間となりますが、
それとは対照的に寝室は眠りにつくための落ち着いた空間が望まれます。
天井高を抑え、窓の取り方も穏やかに、包み込まれる様な部屋は落ち着きます。
照明は間接照明や柔らかな雰囲気のペンダントライトもおすすめです。
家の中でメリハリを持たせることでも生活リズムが整います。
脱衣室のどこに洗濯カゴを置くか、しばしば話題に上がります。
造作家具に収納する場合、大きく2通りの考え方があります。
1つは洗面器の下を開放する方法です。
ここには給排水の配管があり、扉付の収納として使うにも制約があるためまず候補に上がります。
もう1つは収納の一部をランドリーシューターにする方法です。
扉に穴を開けて洗濯物を家具の中に落し入れます。
収納スペースを削ってしまいますが、その分洗濯物が隠せてすっきりします。
家事動線やライフスタイルに合わせて計画していきます。