PDO建築事務所
2016.02.20
デザイン道
SnowBell Houseの敷地で見つけた切り株。面白いかたちに惹かれて、近寄ってみると、はっきりと年輪が見える。 ざっと数えて樹齢40年くらい。新オーナーご夫妻が受け継いだ、この土地の履歴でもある。 当時の気候、敷地内への陽の差し方。周辺の樹木たちとの関係。そんなことに思いを巡らすことも敷地に足を運ぶ、楽しみの一つ。 大きなデザイン。そこに流れているものと環境が自然なデザインをつくっていく。
2016.02.12
二地域居住を検討されはじめ、ご連絡くださったご夫妻。お会いする前日に、中村とまだ雪の残る敷地を訪れました。 この地に住まいを建築する理由。自然環境が求めているもの。それと感じ取った上で、未来の住まい手からのご要望をお聴きする。 設計提案をさせていただく前の大事なプロセスです。
2016.02.11
訪れた小さな川沿いにある敷地。未来の住まい手がこの場所を選んだ訳を少しだけ感じることができた。 あたり前だけど、不自然ではない。その環境の中で、流れが妨げられないように、現れたかたちだから。 そのデザイン(かたち)に流れているもの。流れが通過してできた、道筋としてのかたち。 自然から学ぶ。これもPDO流。
2016.01.15
初版は1996年。手にしたのはその年だろうか。 ちょうど20年くらい前。今思い返すと、自然が豊かな地で暮らそうと、都会から森への移住を、心の中で決めた頃だった思う。 私自身、何かと京都にはご縁があるし、あらためて著者プロフィールを眺めてみると、吉村順三先生の事務所にもいらした方のようだ。 本を開くと、序文にこう書いてある。「この本は・・・とびきりの贅沢な暮らしをするための本である」
2016.01.07
時を経て伝わる文化や伝統。力を抜いて、しなやかに受け止める。できることは少しだけ。 その少しのことを大切に。PDOらしく。
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