デザインフェローの一人、ARBOR GADENの平井さんから届いた写真。
穴の空いたセーターに奥様が装飾ダーニング。
あるものを生かし心を込めて繕うことでよりよいものに変化させる。
ご夫妻の仕事への取り組み方にも現れているように感じます。
欠けた器の金継ぎや住まいの修繕にも共通すること。
素材選びや求められる基本性能を確保することは大事です。
しかし使い続けたいものや次世代まで残したいものをつくろうという熱も大事にしていきたいと思うのです。
自然環境や社会環境、暮らしの中の記憶。
自ら流れの一部になって共に文化をつくっていくこと。
リゾートフェローシップがはじまっています。
細田@PDO
「鹿谷にひらく家」のオーナーから届いた一枚の写真。
雪と満月と晴天。
条件が揃い目の前には幻想的な世界が広がっています。
谷に臨む茂みの中で鹿の親子が寝ています。
細田@PDO
東京出張の折、神宮前にあるカール・ハンセン&サンのショールームを訪ねました。
お馴染みのYチェアはじめ、ウェグナー初期の名作(1950年デザイン)ラウンジチェアCH22の復刻版の椅子、ポール・ヘニングセンオリジナル設計図にもとづいて制作されたペンダントに見惚れながら束の間の休息です。
お気に入りのラウンジチェアに腰掛けてゆったりとした時間を過ごす。
一脚の椅子からはじめる家づくりもよいものです。
細田@PDO
美鈴の家のオーナーから思わず笑みがこぼれるような写真が送られてきました。
都会から離れた厳しい寒さのこの地に家を建てることを逡巡されていた2年前。
雪に覆われた池の周りを話しながらご一緒に歩いたことが思い出されます。
この景色の中でぼーやたちと遊んでいるイメージが背中を押してくれたのだと思います。
細田@PDO
野草家の広岡さんが冬越しの作業でうずまきスタジオにきてくれています。
昨日、切り戻したシソ科の山野草のシモバシラ。
今朝は冷え込みました。
枯れた茎が吸い上げた水分が外気で凍りつき、茎のまわりで成長して霜柱のようになるのが、名前の由来のようです。
気温や風の状態など敷地の自然環境によって、大きさやかたちが変わります。
冬の寒い朝の楽しみの一つです。
細田@PDO