2012.11.11

ブライトンハウス

できごと

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中村が設計し、竣工して15年程経つ、森の中の別荘です。
  
板張り部分は白く塗装してふき取っているので、木目を楽しみながら白木の様な表情を長く楽しむことができます。
  
調理道具がずらりと並ぶ厨房の様なキッチンが家の中心にあり、家族との時間をいつまでも楽しむことができます。
  
高窓から降り注ぐ光と間接照明を使い分けた、包み込むような空間です。

2012.11.09

クマザサガード

できごと

kumazasa
植栽計画の際、PDOがグランドカバーのひとつとして採用しているのが、コクマザサやオカメサザなどのササ類です。
  
これらはポット苗で30cm間隔で植えたとしても、2~3年で地面は隠れ、5年も経てば膝丈にまでに成長します。それ以降は年に一度、刈払い機などでカットすればいいので、メンテナンスに手間がかかりません。
  
ただ、注意しなければいけないのが「根張り」です。ササを植える際には必ず根張り防止材を使います。自分たちはこれを「クマザサガード」と言っています。
  
欲しいところに欲しいだけ、緑を得るための工夫です。

2012.11.08

イラストレーションドローイング

できごと

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もう随分前から巷ではコンピュータを使った、3Dパースが主流となっていて、手描きのパースはとんと見なくなりました。
  
数字を入力してクリックポンッで、3D画像がどの角度からも作れますね。日にちと時間も反映して影のでき方も自由自在。
  
でも、私はこれだめなんです。単なる線の集合で空間表現なんてできていませんし、建築家がこだわるところもどうでも良いところも、均一に表現されてしまいますからとても線には見えますが、建築には見えません。確認した、というアリバイ作りには役立つのかもしれませんが・・・・・。
  
私の場合、手描きであろうとも、教科書どおりの透視図法でもだめなんです。どうしてもリアルに見えない。模型を作って、多くの角度からアングルを検討して、印刷した画像を下敷きに、透視図法の原則に沿って補正していきます。イエローペーパーの絵はそこまでの下絵です。それを基に最終の着彩画を起していくのです。
  
パースは建築家が自ら描くものだと思います。F・L・ライトだって清家清だってそうしていました。気持ちを込めるのです。

2012.11.04

そよ風ソーラーシステム

できごと

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お引渡しが去年の12月。そろそろ1年目を迎えるソーラーシステム導入の家を、新たに設計依頼をいただいたSご夫妻に、内覧していただきました。
  
今日はこの秋一番の冷え込み。しっかり霜も下りました。ということはぴかぴかの晴れということ。そんな時このパッシヴソーラーシステムは本領発揮します。
  
82歳のお母さんも同居する家。「こんなに気持ちが良い家ならば安心して連れてこれるね。」
  
こんなにあったかくて維持費はゼロなんです。

2012.11.03

浅間石積み

できごと

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村民食堂の駐車場で見かけた石積みです。かまぼこ形をしていたのが珍しくて気になりました。

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良く見てみると石積みにほとんど隙間がありません。精度よく加工され、職人の手によって正確に積み上げられているのが分かります。
 
ごつごつしていて重厚、それでいて丸みがあってやさしい印象の石積みです。