2017.08.23

だいすけ流風水術2、マクロ的視点でエリアから選ぶ

デザイン道



広い視野をもち、良いエリアから選ぶことが第一歩です。
望ましくは出来るだけ広大な南斜面であること。
また、そのエリアから南に湖や盆地を見下すことが出来るのが良いです。
また、東にはきれいな水がいつも流れている渓谷があると良いです。
そして、西には交通の活発な流れがあり、
北、背後には力強く盛り上がる山があると良いです。
この条件は古代中国から伝わる風水術にあるもので、
「四神相応の地」と呼ばれ故人の居宅選定の規範とされています。

風水術は占いと言われています。占いとはオカルトでも超常現象でもなく、
科学的データの分析から求められた客観的判断(統計学)のことです。

こうした優良なエリアは国土地理院の立体地形図などから探すことができます。

風水術的に良いエリアは太古の昔から、そして現在に至っても
人が好んで居住する人気のエリアとなっている場合が多いことがわかります。
八ヶ岳南麓、浅間山南麓などは典型例です。

風光明媚で日照時間が長く、自然災害に見舞われる頻度が少ないということです。
最近では避暑としての別荘を持つという方は少なくなり四季を通じて利用、
いずれは永住という方がほとんどになりました。
エリアの履歴や特に冬についての情報も多く得るとよいでしょう。

風水的によいエリアであれば、多くの場合許容量が大きく、個々の土地の弱点がカバーされることもあるので慎重に選ぶことです。

中村@PDO                  ※画像は八ヶ岳の冬風の流れ