2012.07.25

歴史の断面

できごと

120801
明治生命館の入口に見られるデザイン処理です。
  
秩序だった外観を分断するかのような入口ですが、外壁の断面となる部分を黒のスチールプレートで丁寧になぞっているのにこの建物への敬意を感じました。
  
窓台の途中を切断することでモノの厚みを感じ、形を捉えることができます。普段見られない視点から歴史を感じ取ることもできます。
  

明治生命館は1934年(昭和9年)に東京丸の内に竣工しました。1945年~1956年までアメリカ極東空軍司令部として接収され、連合国軍最高司令官の諮問機関である対日理事会の会場として使用されました。マッカーサー総司令官もこの会場で開催された会議に何回も出席しています。1997年、昭和の建造物として初めて国の重要文化財に指定されました。