2013.07.07

揺らぐ木漏れ日

できごと

12
アトリエトリコの木村さんと、5年ぶりに「妖精の樹のある家」を訪れました。この家は私が15年前に設計したものです。
  
水平感を強調した巡る庇、コーナーを宙に浮かす、光を表現した小さなスクエア開口・・・・・、今とやっていることが変わりません。
  
環境とオーナーを鏡にして形をつくるという、その設計作法に変わりはないわけですから、当たり前と言えば当たり前。
  
この日も木漏れ日がブリックレンガの壁に斜めにさして、しゃらしゃらと小さな音をたてていました。