2025.08.06

パッシヴデザイン



昨日、OMソーラー協会主催のセミナーに参加してきました。
建築家の堀部安嗣さんが登壇されて、90(高断熱エリア/安定):30(半戸外エリア/揺らぎ)の考え方について話がありました。

半戸外エリアとはサンルームや縁側、屋根のかかったデッキスペースなどで内と外の中間領域といえます。都会と違い自然が豊かな環境での建築は、自然に寄り添うことや外の自然を取り込むことが重要な設計テーマにもなってきます。

高断熱エリアをコンパクトにまとめ(90を減らす)、半戸外エリアを豊かにしていくことは、高騰する建築費問題の一つの解決策にもつながると思います。

PDOが提唱するコンセプト住宅「Mimicry Style」は自然の中での一つの住まいのあり方を示しています。そこにあるものを読み解き、しっかりと受けとめる美しいデザインをこれからも心がけていきたいと思います。