2025.06.25

土地の見立て ーさまざまな視点ー

その他



土地探し中の方からご相談いただき、いくつかの土地をみてきました。
ここは幹線道路から敷地までの砂利道アクセス道の雰囲気、周辺の自然環境、地勢などそのお客さまが好まれそうな土地でした。

しかし、ここに建物を建築するとなるとまた違った視点が必要です。
敷地の中で建物を建てるべき場所、車の駐車スペースの場所、車路の取り方などのランドスケープデザインは重要です。また、仮設計画(工事車両の駐車位置、クレーン作業のシミュレーション)や施工手順の検討も大事になってきます。

敷地の植生、傾斜やうねりなどの地勢、水の流れ、周辺の自然環境、インフラなどさまざまな要素を整理します。建主が魅力に感じている点を建築の中で生かすことができるかどうかの検討を重ね、そしてそのことにかかる費用はどうなのか。

敷地選びの段階、そして設計に入る前のコンセプトを固めていく時間、基本構想。
その後の方向性を決めていく大事なプロセスです。