2025.10.07
日々の仕事と共に活動しているリジェネコのメンバーたちと
植物の観察会を企画しました。
講師には植生調査などでお世話になっているゲンゴロウ先生(田中智先生)を
お迎えし、現在北杜市内で売地となっている敷地で行います。

日時:2025年10月15日(水)13:00~16:00
場所:北杜市内
詳細は以下、リジェネコのインスタグラムよりご確認いただけます。
第一回 いのちの宝庫に暮らすということ。八ヶ岳南麓いきもの観察会。
八ヶ岳南麓で何気なく存在する植物たちを知ると
私たちの身近がとても豊かであると感じることができます。
土地を探している方だけでなく、様々な方々にご参加いただきたいです。
お申し込みはリジェネコ、またはPDO金澤までお願い致します。
また、リジェネコでは11月12日(水)に
以前ご紹介した四井式堆肥枠に関するワークショップも開催いたします。
堆肥枠は設置したものの、上手く使えないという方もおられますので
堆肥枠の購入を検討されている方、購入済の方は
こちらもぜひご参加ください。
11月12日(水)落ち葉を集めよう!
(こちらのイベントでは堆肥枠の製作は行いませんので、ご注意ください。)
2025.10.02

うずまきスタジオ入り口にあるサイン。
コールテン鋼のサインは八ヶ岳の鉄の造形作家、上野玄起さんの手によるものです。
秋の装いでお客さまをお迎えします。
2025.09.03

地元の懇意にしている不動産屋が扱っている、八ヶ岳南麓で標高900メートルくらいの開けた敷地です。
雲がかかっていますが、樹木越しに南アルプスの眺望があります。
写真にはガレージしか写っていませんが、南側に2階建ての建物があります。
視線の抜けがどちら方向にあり、何を隠すか。
隣地の既存建物は、マイナス要素との捉え方もあるかもしれませんが、見方を変えれば、将来にわたって環境が変わる可能性が低いという見立てもできます。
ランドスケープデザイン、緑(植栽)の計画でカバーできることも多くあるのです。
2025.08.08

建築後の敷地では土が剥き出しになります。緑化や土壌保護をどのようにしていくかは、竣工後の重要な課題です。そのままでは土壌が乾燥して埃が舞いますし、斜面では大雨のたびに土が侵食されていきます。

「三隻の船Ⅰ」では、周辺の環境にあるクマザサを植え込みました。その数、3,000ポット近く。
会社でリサイクルなど環境問題にも積極的に取り組んでいるオーナーの理解があって実現しました。
表土が建築で剥ぎ取られ、礫状の土壌でしたので、いきなり野草などを植えることも難しい状況でした。
ササ類の根は地下茎で繋がりながら広がっていきますので、傾斜地の土壌緊縛効果は何より強いです。
写真はクマザサを植えた後に、バーク堆肥を敷き詰めた様子です。
ササが根付いてくれて土壌がある程度保護できている状況で、秋口に敷地から避難させていたクリンソウなどの野草を植え込む計画です。根気のいることですが、ランドスケープデザイナーの愛さんが進めていきます。変化していく庭が楽しみです。
2025.07.30

うずまきスタジオの森(右側の緑の明るい部分)は1000ポットの苗木を植えて10年になります。
宮脇昭先生が提唱されていた混植密植(1メートル四方に3本)で植えたこの地域のさまざまな樹木で構成されています。陽の光を求めて通常より早く成長すると言われています。

敷地条件によって限られてくるケースもありますが、近年の夏の異常な暑さを考えると植栽計画は空調装置としてもより重要になっています。
建築でむき出しになった地面を緑でカバーするだけでも照り返しなどが違いますし、中木などで天蓋をつくってあげて日陰をつくることもできます。
日差しや太陽輻射熱を調整する機能をしっかり検討して計画を立てると審美的な効果だけではなく、快適な暮らしをサポートしてくれます。
人間が汗をかいて体温を調整しているように植物たちも蒸散によって葉の温度を下げ周囲よりも涼しい微気候をつくりだしています。