2024.05.15
昨年から庭づくりを進めているM様邸、追加植栽をご依頼をいただきました。
お客様立ち会いのもと、さまざまな位置から確認いただき、エゴ・ヒメシャラ・シャラ・アブラチャン・ヤマザクラ・リキュウバイを植え込みました。
園路をつくりながら草刈りをしている西側のススキのエリアも良い感じのグラスガーデンになりそうです。
1〜2年手を入れながら潜在植生の復活を見守り、少しずつ野草を足していくのも良いものです。
2024.04.20
八ヶ岳の南麓もすっかり春らしい気候になりました。山梨県でも3月の上旬には最大規模の初セリが富士河口湖で行われ、地元の業者さんも仕入れに行かれています。
造園工事でパートナーとして一緒に仕事をすることも多い、八ヶ岳グリーンサービスさんも人気の樹木を中心に仕入れてこられたようです。GW明け過ぎまで各地で植木市も開かれています。
自宅用で、低木落葉樹のナツハゼと、サラサドウダンを予約してきました。
数年先をイメージしての植栽、庭づくりは楽しいものです。
2024.03.08
引き渡しが終わり、気持ちは庭づくりに向いています。ご滞在のタイミングで春からの植栽計画の打ち合わせを行いました。今年度の樹木の仕入れが始まる時期ですので、ご希望を伺い目ぼしい樹木があれば用意をしてもらいます。
建物裏側の室外機等の目隠しと道路境界沿いの石並べと低木の植栽などの工事があります。北庭の雑木風の庭づくりは10年くらいの時間をかけてつくり上げていきます。
2024.02.17
東京から移住されて半年、もうすぐ初めての春を迎えます。
オーナー自ら夏から秋にかけては雑草と格闘しながらの草刈り、その後は敷地の大小の石を片付け地道に整備をしてきました。
この春から庭づくりをスタートしたいとのご相談を受けて、金澤と打ち合わせに行ってきました。500坪を超える広い敷地。エリア毎にゾーニング計画をしてまずは優先順位を決めます。
第一弾はデッキから繋がる南側のスペース。
お子さんが遊べる芝生のエリアと高木を数本、ご夫妻ともこの地にあった自然な感じの庭を希望されています。
時の力も借りて毎年手を入れながら時間をかけての庭づくりがはじまります。
2023.10.07
夏に家の完成と同時に造園工事をされた方からご相談をいただきました。
お話を聞きにご自宅へお邪魔すると、とても整った庭ができあがっていました。
オーナーいわく、「イメージと違った。もっと自然な感じの庭にしたかった」と。
ナチュラルガーデン等のキーワードでネット検索をされて、たまたまPDOを見つけて
くださったのです。「自然な感じ」それをどう解釈するかは、なかなか難しいことです。
会話をしていて気づいたのは、あまりにきっちりし過ぎていて、しっくりこないということでした。 自然は曖昧で、揺らぎがあったりします。
依頼の内容は大きく3つ。
・アプローチの両側のエリアの植栽/樹木と家がセットになって見える
・車路の仕上げの改修/砕石敷き部分をもう少し柔らかく
・芝生のエッジを柔らかく
手入れも含めて3年ほどかけて庭の骨格をつくっていきます。
まずはアプローチ両側の土入れと樹木の植栽、車路へ化粧として川上村の茶色っぽい砕石の敷き詰め。芝生のエッジにはグラス類を入れることになりました。
建築以上に庭づくりの難しさを感じています。
その土地の土壌と植物という自然を相手にした仕事だからでしょうか。
パッシヴデザインは建築だけでなく、庭づくりのコンセプトでもあります。