2022.01.12

これからも一緒に

折り舟の家には、昨年5月20日に植生調査に伺いました。
事前に、野草は見られないと思うと聞いていましたが
行ってみれば、スズラン(ドイツスズランではなく日本の自生種)が一部群生し
その他、フデリンドウやササバギンラン、イチヤクソウ、レンゲツツジなど
多くの山野草や苗木が見つかりました。

そこで、さっそく見つかった植物たちのことをご報告。
家族で一緒に保護作業をしたいというリクエストをいただき
お客様とスケジュール調整のうえ
10月5日にご家族と一緒に、野草や苗木を敷地内で移植しました。


ここには、皆で移植できる10月には見られなくなってしまう植物などもあったため
春に移植しておきたいものは、6月10日に私と三浦さんで先に移植しました。

自生種の保護は、こうして時間や手間のかかることですが
小さな花に「よろしくね」と声をかけたり
移植した苗木にお兄ちゃんの名前をつけたりと
皆で作業した時間は、長いものがたりの始まりのような
それはそれは素敵な時間になりました。

移植した植物たちの一部をご紹介します。

フデリンドウ

ササバギンラン

スズラン

レンゲツツジ

コンロンソウ