22.04.21
基礎工事 ―段基礎―
自然地形において水平な土地はほとんどありません。
高低差をどう読み解き、計画に盛り込むかは設計次第です。
敷地は全体に南西方向へ傾斜しています。
建物は平屋ですが出来るだけ地面を感じられるようにスキップフロアになっています。
そのため基礎もまた傾斜に沿わせた段基礎です。
難易度の高い工事ですが、さすが軽井沢の仕事に慣れた基礎屋さんです。
ここまで難なく進めてくれています。
橋爪@PDO
設計:橋爪賢一
22.04.21
自然地形において水平な土地はほとんどありません。
高低差をどう読み解き、計画に盛り込むかは設計次第です。
敷地は全体に南西方向へ傾斜しています。
建物は平屋ですが出来るだけ地面を感じられるようにスキップフロアになっています。
そのため基礎もまた傾斜に沿わせた段基礎です。
難易度の高い工事ですが、さすが軽井沢の仕事に慣れた基礎屋さんです。
ここまで難なく進めてくれています。
橋爪@PDO
22.04.13
現場では伐採工事が完了し、基礎工事着手に先立って基準となる高さを決め、建物の正確な位置出しを行なっています。いよいよ建築工事がはじまります。
細田@PDO
22.03.25
「木を切るところを見てみたい!」
そんな男の子の一言から今回の現場視察が実現しました。
敷地は前日の雪で冬景色に逆戻り。しかし子供にとってはうれしいサプライズです。
1本だけ木を倒す瞬間に立ち会っていただきました。
チェーンソーで木の根元をカットした後、ミシミシと音を立てて傾き、
最後ズドンと倒れる瞬間まで、じっと観察するように見ていたのが印象的でした。
家づくりのプロセスを楽しんでいるオーナーご家族。
次回は基礎工事の様子をご覧いただきます。
橋爪@PDO
22.03.12
3月に入り春らしい陽気を感じられるようになってきました。
敷地に積もっていた雪もほとんど解けています。
来月からの工事を前にご家族で土地のお清めを行いました。
工事の安全と、良い家が出来ますようにとお願いをしながら、
建物の角を地酒、米、塩で清めます。
このタイミングで屋根とサッシの色を決めていただきました。
色決めは机上やショールームではなく、敷地で選ぶことがポイントです。
そこで感じた印象が最も実際に出来た時の色に近いからです。
無事どちらの色も決まりました。
いよいよ工事着工です!
橋爪@PDO
21.12.21
ここ2~3年、暖冬で積雪がほとんどありませんでしたが、
今年は寒さも厳しく冬らしい冬を迎えております。
春着工に向けて少しずつ計画の解像度を高めていく段階になりました。
外観模型を作成し、手に取りながら様々な角度からご覧いただきます。
敷地が傾斜しているので建物を見上げるようにアプローチしていきますが、
高さを抑えた屋根と外壁の木の表情が優しく迎え入れてくれそうです。
年明け、工事金額をまとめて職人の段取りに移っていきます。
橋爪@PDO
21.10.19
この時期らしく朝晩の寒暖差が大きくなってきました。
今年は紅葉の進みが鈍かったのですが、ここから一気に色付いていくことでしょう。
基本計画がまとまり、コストを算出するため構造検討を進めています。
基礎については地盤の状況に応じて工法が変わるため、
土質や地盤の強度を調べる必要があります。
建物の四隅と中央部の計5ヶ所調査を行いました。
来春の工事着工に向けて詳細を詰めていきます。
橋爪@PDO
21.09.04
スケッチレベルで間取りの方針が固まりました。
空間としてどう見えるのか、インテリアパースを起こして確認です。
敷地の高低差に合わせたスキップフロアは下段がLDK、上段が家族のライブラリースペースになります。
階段は幅と奥行きにゆとりをもたせることで、ベンチとしても使えます。
壁面の本棚から本を手に取りそのまま腰かけて読書をしたり、リビングの一部として使うこともできる設えです。
屋根の形は天井の形に直結します。また、窓の取り方にも影響します。
平面図と行き来しながら、多方面での検討を進めます。
橋爪@PDO
21.08.04
基本設計は着地点が見えるまで手を動かしながら考えます。
漠然とした要望も含めて検討・図面化し、徐々にプランの解像度を高めていくイメージです。
軽井沢の工事自粛期間を前に、お隣りが上棟していました。
LDKから見える景色がどう変わるか気になっていましたが、
樹木の間から抜けるメインビューは確保されたままです。
オーナーと情報共通しながら、引き続き検討を進めます。
橋爪@PDO
21.07.20
設計は何もないところから、ゼロからのスタートです。
敷地条件は様々で、オーナーの住まい方も人それぞれ。
プランもあらかじめ正解が用意されているわけではありません。
しかし、そこが楽しいところでもあります。
ラフなプランでやり取りを繰り返し、漠然としていたものが少しずつ形になってきました。
間取り図の中で生活がシミュレーション出来れば、検討はかなり進んだものと言えます。
方向性が固まれば、次は外観模型やインテリアパースによる検討です。
橋爪@PDO
21.07.10
「軽井沢でどんな暮らしをしていきたいか」
家づくりは家族にとって将来の話をする良い機会ですが、
具体的に描けるのは5年からせいぜい10年先でしょうか。
子育て世代のオーナーとしてはプランに汎用性を持たせておきたいところです。
まずは各部屋の配置や繋がりを見るゾーニング計画から始めました。
敷地の傾斜に沿って建物を配置する中で、大小3つの庭が生まれます。
折り紙の「だまし舟」のように、建物の表情も庭それぞれに変わることでしょう。
人の動き、庭との関係、将来のことなど想像しながら検討を進めていきます。
橋爪@PDO
21.06.25
東京から軽井沢へ移住の計画です。
土地探しの段階からお問い合わせいただきました。
軽井沢に遊びに来ることはあっても、住むのはもちろん初めてです。
どんな土地を選んで良いのか、また選んではいけないのか、判断が難しいところです。
3ヶ所程候補地を絞っていただき、私たちの視点で所感をお伝えしました。
敷地が決まり、設計依頼をいただいたところで植生調査を行いました。
エリアの特徴を知り、敷地の特性について理解を深めながら、
ここでどんな暮らしをしていきたいか、対話を重ねていきます。
橋爪@PDO