小諸の台地に計画された家です。
敷地内の既存建物は築40年を越える地元大工の作でした。
先代から譲り受けるこの家のまずはリフォームを検討されたオーナー。しかし老朽化が進んだ建物は構造的な安全性において不安がありました。リフォームか建て替えか・・・長い目で考えたオーナーは建て替えを決断。PDOに建築相談をいただきました。
かつての別荘は夏の避暑が目的でした。断熱の配慮はなく冬に入る前に水抜きをして1年の3/4はクローズの状態でした。
しかし設計、施工技術の進歩により、現代では一年を通して快適な暮らしが可能です。オーナーも森に囲まれた静かな環境で通年利用を希望しています。
要望は外と中との連続性。広々とした室内空間、森との繋がり、人だけでなくワンちゃんのSNOWにとっても快適な暮らしです。
小諸の空を大胆に取り込んだおおらかな片流れ屋根の家が出来上がりました。