A BOOKCAFE HOUSE-ALT1000の山小屋-

  • 設計:中村大補
A BOOKCAFE HOUSE
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この敷地を初めて視察したとき、通常の目線の高さで山脈が一望でき、同時に大きな空、と言うよりも宇宙。驚きました。
オーナーが求めたライフスタイルを要約すると、「ブックカフェに住み込みしている夫婦の家」と言うことでした。実際に営業するわけではなく、社会に開かれた家、と言う意味でしょう。

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敷地はとにかく開放的です。それは利点でもあり弱点でもあります。日射、季節風、伏流水…、林内でない分、建築は多くがさらされています。空に開きすぎれば冬期でも室内はオーバーヒートします。北西方向からの冬風を防ぐ建築形態、伏流水を避けて捌く工夫、経験が活かされるべきでしょう。

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