23.11.20
三隻の舟Ⅰ

東急リゾートは蓼科の奥座敷ともいえる美しいエリアです。
古くからここで別荘として楽しんできた今のオーナーは、このレトロ感、不便感に大変満足されているようです。
ただ、かなり老朽化しているようです。
また、南隣家、東隣家が売りに出されました。そこでそれを買い取り、オーナーの家を中心にして、社員のワーケーションのため、ゲスト接待のための3棟を建て替えしようと計画しました。
それぞれに違う機能をもつ3棟は独立をしながらも関わりあう、そんなイメージをもってご相談に来られました。
中村@PDO


この3敷地はとてもみずみずしい植生に恵まれていますが、
自然の流れに対抗はしません。
約10分の2の地面勾配です。
建て主が外観に望んだことは、
オーナーが望んでいることは、管理別荘地の持つ独特のレトロ感を意識したいということ。
土地傾斜は約2寸勾配。なので屋根も2寸勾配。


水上からどしどし清水が湧き出てまさに水と格闘しながらの基礎工事です。


30年来私の設計した建築の基礎を引き受けてくれているNさんも、































