妖精の樹のある家

  • 設計:中村大補
妖精の樹のある家
妖精の樹のある家
妖精の樹のある家

道から分かれたでこぼこ道の奥の奥、この敷地はあります。ミズキやニレ、コナラ、アオハダの巨木の森に、小さな滝が連続するせせらぎに沿った敷地。
このエリアはどうやら縄文時代から連綿と受け継がれた水田跡のようです。

妖精の樹のある家
妖精の樹のある家
妖精の樹のある家
妖精の樹のある家

そんな中にひときわ目を惹く、岩を抱いてたつ妖艶なエノキの樹がいました。そのエノキに吸い寄せられるように斜面を這いのぼり樹皮を撫でます。
ふと、せせらぎの音に気付き水辺に向かって降りていく。初めてこの敷地を訪れた時の感動の行動をそのまま家の動線計画、間取りデザインとした家です。

妖精の樹のある家