25.10.21
河鹿沢の家
霧ヶ峰にも近い高原の家です。
建築敷地としては急傾斜地と言えます。オーナーの希望は遠く見通す中央アルプスの眺望を活かすことです。眼下の清流からはカジカカエルの鳴く声が聞こえてきます。
アルプスと清流をプランに取り込むためのこの敷地でのポイントはもう限られています。このポイントを家の特等席、リビングルームとするにはかなりの床高が必要です。
もう一つ、道路から家まで車が寄せられるようにすること。車路勾配を適正にして家に寄せるには?
矛盾する条件をすべてかなえるには傾斜を読みこんだ巧みな計画が必要です。
中村@PDO