WINTER GARDEN

WINTER GARDEN

設計:中村大補

24.06.12

型枠ばれる ー基礎工事終盤ー



養生期間を終え、型枠がバラされて埋め戻しを進めています。敷地は北側に向かって傾斜していますが、建主の要望で段差のないプラン。地形を読み取り、への字のプランで平らな部分に建物は配置されています。



この後、残りの埋め戻しを行い、今月末の建て方に向けて諸々準備を進めていきます。

細田@PDO

24.05.31

プレカット打ち合わせ



来月の建て方に向けてスタジオでプレカット打ち合わせを行いました。
設計者、現場代人、プレカット担当者と複数の目が入ることで、構造設計について練られていきます。
スムーズに上棟させるための重要な打ち合わせとなります。

細田@PDO

24.05.20

配筋組み 



砕石パイル工事が完了して、基礎工事(ベタ基礎)を進めています。現場は配筋組みがほぼ完了した状況です。この後、住宅評価機構の配筋検査を受け、ベースコンクリートの打設へと進めます。



北側に広がる田園風景と山岳眺望がある素晴らしいロケーションです。

細田@PDO

24.05.10

工事着手

 


確認済証も下りて地盤改良工事(砕石パイル)のための整地造成工事がはじまりました。



砕石パイル施工のために施工範囲をある程度水平に整える必要があります。

細田 @PDO

24.04.15

床鎮めの儀 ー水戸泉のようにー



無事に工事契約も終わり、現地でご夫妻と土地のお清めを行いました。お神酒と洗い米、塩を用意し、工事の安全と思いの詰まった建物の完成を祈願しました。
塩まきの所作で、中村はソルトシェーカーと呼ばれた水戸泉のようにとお話ししますが、時代が違い知らない建主も多い昨今です。



選ばれた敷地はかつて縄文人が暮らしていたと思われる田んぼに隣接する丘陵地。北側には素晴らしい眺望が広がります。これから時間をかけてつくられる、WINTER GARDENが楽しみです。

細田@PDO

24.03.16

外観模型

外観模型製作を通して設計者として検証するのは、
やはり形態のバランスでしょう。
バランスがとれた家は「かっこいい」「美しい」です。

インテリアパース同様に、ここで悪いものは、
出来上がりで良くなることは決してありません。

アプローチ道路から見て家はどう見えてくるか、
田園風景から遠望してどう見えるか、
玄関前からの顔はどうか、
窓の配置、大きさは良いか、
雨、雪の処理に問題ないか・・・・・・、
多くの検証ポイントを押さえます。

良し、となればオーナーに見ていただきます。

中村だいすけ@PDO

24.03.13

インテリアパース ―空間ボリューム―

私自身が空間ボリュームを検討するため、
空間イメージをオーナーと共有するためにインテリアパースを作成します。

素材感や、陰影がありませんのでもしかしたら、
これで空間の良しあしを判断できるのは設計した私だけかも?
と最近思うこともあります。

この時点で狭く感じたり、かっこよくなければ、
仕上がりがそれ以上ということは決してありません。
とても重要な検討段階です。

空間は変化しながらも連続し、外部環境に抜けていきます。
なので、窓から見える風景は正確に現場撮影し、
はめ込むのです。

中村だいすけ@PDO

24.03.09

外観—切妻形が嫌い?—

洋の東西を問わず、古来より屋根は切妻が基本です。
これは好みの問題でなく、
力学構造、水はけの合理性によるものでしょう。
軽井沢や山中湖村にように「片流れ屋根禁止」と
条例化している自治体もあるくらいです。

最近では、そうした旧態にこだわらないモダンな片流れ屋根が
増えてきました。

私もそうすることが敷地条件、生活条件に照らして、
合理的であるならば片流れ屋根デザインは良いともいます。

「ウインターガーデンの家」のオーナーは切妻屋根が好きではないとのこと。

雨、雪、日射取得、景観取り入れ・・・すべてに、
片流れ屋根とする合理性がある、
ということで外観デザインが決定されました。

中村だいすけ@PDO

24.03.06

北庭・・・でも南陽は取り入れたい

一見するとこの断面デザインは奇妙です。
北方向(画面左)に床から天井までの開放的な窓、
絶景と北庭を楽しむ窓です。

南方向(画面右)に出窓、高窓です。
リビングの一面に設けた書斎から南庭を楽しむ出窓と、
南からの日射取得のための高窓です。

目的に応じた開口部のデザインはそのまま、
空間の形になります。

中村だいすけ@PDO

24.03.03

プレゼンテーション2 —ウインターガーデン―

庇付きのカーポートからLDKゾーンに進むには、
エントランスの位置は2通り考えられます。
A案ではカーポートを西端に設けるもの。
これには問題があります。
プライベートゾーンに進むためには常にLDKゾーンを
通過する必要があります。

そこでB案です。
LDKゾーン、プライベートゾーンの間にエントランスを設ける案です。
カーポートも真ん中に配置します。
この家のエントランスは外部環境との緩衝地帯です。
「ウインターガーデン」も兼ねた空間です。
※ウインターガーデン;冬期でもグリーンを楽しむ温室のこと

そのエントランスの延長に、桟橋状にデッキを設け、
雄大な景色にはね出すとともに、北庭と関係できます。

B案の方向で決まりました。
中村だいすけ@PDO

24.02.29

プレゼンテーション1

北側へ大眺望がある、
ということはすなわち北風をもろに受け止める、
ということです。

かつての建築技術ならこれはかなり不利な条件です。
ところが近年の断熱、気密、暖房の仕様、技術の発達で、
北に向けて開放的にすることが可能になりました。

欧米では北庭を楽しむ住宅デザインは珍しくありません。
利点として、
窓を開放的にしても、まぶしい陽光にさらされることなく、
室内気候が穏やかにでき、制御もしやすいです。
庭の景色も南からの日に照らされるので美しいです。
景色が逆光ではないからです。
中村だいすけ@PDO

23.11.15

WINTER GARDEN


茅野市の縄文遺跡が数多く出土するエリアです。田んぼが広がる中にこんもりと丘状に森があります。その昔そこにも水を引いて田んぼにしていたと思われます。公図上には水路が敷地を横切っています。

こうした地形では多くの場合、その昔一帯を仕切る豪族の館が、さらにその昔は縄文人の居住地となっていた、そんなことを思わせます。

敷地の南方向は森となっていて、陽光はそれほどは期待できません。またさしたる眺望もありません。
北方向には広大な農地、とおく霧ヶ峰までも見通す、大眺望の丘です。

中村@PDO