五十三次の家

五十三次の家

設計:中村大補

22.11.25

インテリアパース ―天井は高ければよいということじゃない―

断熱性能の高い家では天井を高くしても温熱的な快適性を得られるようになりました。
だからといって天井は高いほど居心地の良い空間だというわけではありません。

低いところもあり、高いところもある、
要はバランスです。
この家のリビングルームも手を延ばせば届くくらいの低い天井と
3.6メートルの高い天井を組み合わせた空間となっています。

中村@PDO

22.11.20

外観模型

一定的な傾斜ではなく、土地が変化に富んで起伏している理由は?
地中に埋まった岩石と漂流水がそれをつくったと考えられます。

この敷地の地面の特性はおそらくそうでしょう。
その美しいうねりのある地面と対比させるように
水平線を強調した屋根のラインは美しくなければなりません。

わたしがこの模型を作成するのと並行して、
オーナーは50分の1で精巧な模型を作っていました!
驚くべきことです。
設計内容は完璧に共有できているということです。

中村@PDO

22.11.16

プレゼンテーション

中央アルプス木曽駒たちを眺望する軸線、南アルプス甲斐駒などを見通す軸線、
この二つをプランに活かさなければなりません。

地面傾斜は複雑にうねっています。
そして岩石列、これには触れてはいけません。

多家族が一堂に会することも想定します。



地の相に添い、住まう人に添い、デザインが形づくられていきます。
結果的に私自身も思いもよらない新しい建築があらわれます。

中村@PDO

22.08.24

五十三次の家



作案に際しお話を伺うために東京のご自宅をお訪ねしました。

古いものをうまく組み込んだインテリアには感心しました。
とくに東海道五十三次の浮世絵や欄間飾りが雰囲気をつくっています。
そうしたものを八ヶ岳の家にうまく取り込むのもテーマです。
私が心の師と仰ぐF.L.ライトをご夫妻ともお好きだとのこと。

モチベーションUPです。

敷地は、視点が高く、手前の森、原村や茅野を見下ろし、その向こうに南アルプス山系、そして大空を見渡せる絶景地です。

ただ、列をなして巨石が顔を見せています。
傾斜もあり、難しい設計となりそうです。

中村@PDO