22.05.13
プレゼンテーション ―建物配置と採光―
オーナーと敷地を歩き、桜を眺めるポイントが決まりました。
設計のセオリーでは建物は北側に寄せて南の陽を取り込みますが、
今回は桜との距離やキャンプ場との関係からその型がはまりません。
庭は北側に望むことになります。
北側の庭と聞くと暗いイメージがありますが、それは建物の影になるからです。
今回は十分な引きが取れるので明るい庭を楽しむことが出来ます。
一方で問題となるのは室内の採光です。
北窓は直射日光が入らないので明るさが不足するでしょう。
ハイサイドライトや天窓を取り入れながら、間取りの検討を進めます。
橋爪@PDO