北庭の家

北庭の家

設計:橋爪賢一

23.01.25

北窓の景色 ―インテリアパース―


シンボル的存在である大きな桜の木。
リビングから楽しめるように吹き抜けと高窓を計画しました。

「北庭の家」の所以はこの景色にありますが、
メインの窓が北向きになるためサッシの高断熱化は必須です。

温かさや冷えの原因には多くの要因があります。
地域差、方位、日当たり、内部空間の大小など様々です。
過去の経験や肌感覚もフル活用しながら最良の断熱仕様を検討します。

橋爪@PDO

22.11.13

敷地整備 ーととのえるー



家づくりのプロセスは様々です。敷地の特性がそれぞれにあり、建主の個性も違います。
北庭の家ではキャンプ場に隣接しているという環境、着工まで時間があるということもあり、大きな方針が決まった後に敷地の整備に入りました。



とても広い敷地ですが笹が繁茂しており、人の侵入を拒むような土地でした。
ゾーニング計画に基づき、まずは重機を入れて天地返しを行い、笹の撤去。ボコボコしていた敷地は一部を削り平に均して、枯れた木の剪定や片付けをして整えました。(2022.9.14.記事)



広々と明るい敷地になり、庭の活かし方やキャンプ場からの目隠しなどもよりリアルにイメージができるようになりました。
第2弾ではポットの苗の植え込み、目隠し用の樹木の植栽を予定しています。

細田@PDO

22.05.13

プレゼンテーション ―建物配置と採光―


オーナーと敷地を歩き、桜を眺めるポイントが決まりました。
設計のセオリーでは建物は北側に寄せて南の陽を取り込みますが、
今回は桜との距離やキャンプ場との関係からその型がはまりません。
庭は北側に望むことになります。

北側の庭と聞くと暗いイメージがありますが、それは建物の影になるからです。
今回は十分な引きが取れるので明るい庭を楽しむことが出来ます。

一方で問題となるのは室内の採光です。
北窓は直射日光が入らないので明るさが不足するでしょう。
ハイサイドライトや天窓を取り入れながら、間取りの検討を進めます。

橋爪@PDO

22.04.29

北庭の家


山梨県には日本三大桜の一つ「山高神代桜」があります。
推定樹齢2000年とも言われる日本最古のエドヒガンザクラです。
今回、オーナーが求めた敷地にも一際輝きを放つ桜が自生していました。
9本の幹が寄り添うようにして見事な樹形を成しています。


この桜をどこから楽しむか、4000㎡もある敷地をオーナーと歩きながら理想的な場所を探しました。
枝ぶりで直径20mはあるので近すぎても全体が見えません。
また、隣地がキャンプ場なので視線の交錯は避けたいところです。
いつもに増して俯瞰して考える必要がありそうです。

橋爪@PDO