北庭の家

北庭の家

設計:橋爪賢一

22.05.13

プレゼンテーション ―建物配置と採光―


オーナーと敷地を歩き、桜を眺めるポイントが決まりました。
設計のセオリーでは建物は北側に寄せて南の陽を取り込みますが、
今回は桜との距離やキャンプ場との関係からその型がはまりません。
庭は北側に望むことになります。

北側の庭と聞くと暗いイメージがありますが、それは建物の影になるからです。
今回は十分な引きが取れるので明るい庭を楽しむことが出来ます。

一方で問題となるのは室内の採光です。
北窓は直射日光が入らないので明るさが不足するでしょう。
ハイサイドライトや天窓を取り入れながら、間取りの検討を進めます。

橋爪@PDO

22.04.29

北庭の家


山梨県には日本三大桜の一つ「山高神代桜」があります。
推定樹齢2000年とも言われる日本最古のエドヒガンザクラです。
今回、オーナーが求めた敷地にも一際輝きを放つ桜が自生していました。
9本の幹が寄り添うようにして見事な樹形を成しています。


この桜をどこから楽しむか、4000㎡もある敷地をオーナーと歩きながら理想的な場所を探しました。
枝ぶりで直径20mはあるので近すぎても全体が見えません。
また、隣地がキャンプ場なので視線の交錯は避けたいところです。
いつもに増して俯瞰して考える必要がありそうです。

橋爪@PDO