ヒュッゲの森

ヒュッゲの森

設計:橋爪賢一

22.06.28

景色を切り取る ―インテリアパース―



住居棟とワーク棟、2棟の間に広がるケヤキ林はこの敷地の大きな魅力です。
室内から外の景色がどう見えるのか、どんな空間になってどんな素材を使うかなど、
立体的に検討するためインテリアパースを起こします。

ケヤキは樹高が高いので高窓を設けると効果的です。
ダイナミックに外の景色を取り込みつつ、
隣家や道路といった隠したいところは窓を避けて壁面にしていきます。
オーナーと空間イメージをすり合わせながら基本計画をまとめます。

橋爪@PDO

22.01.24

プレゼンテーション ―ハニカムの可能性―


ヒュッゲの森の大樹は葉を落とし、静かな冬を過ごしています。
まずは樹木1本1本について位置を測り、敷地の高低測量も行いました。
住居とワークスペースの居住性を考慮しながら、ケヤキを取り囲むように配置していきます。

ワークスペースには研修利用を想定して寝室やキッチン、リビング空間を設けます。
これらの機能をLife棟としてまとめ、ワークスペースとなるWork棟を屋根付きのウッドデッキで繋ぎます。
キーワードは「Life&Work」。ONとOFFをはっきりさせず、それぞれが緩やかに繋がるイメージです。

ここは単に仕事をこなす場所ではなく、対話や交流の場でもあります。
建築も効率的で無駄のないものよりも、イマジネーションが湧き象徴的な空間をご希望されました。
PDOのうずまきスタジオがまさにイメージ通り!六角形のハニカム空間のご提案です。

広いウッドデッキはイベントスペースにも使います。
日中はケヤキの木漏れ日の下で、夜は炎を囲みながら、時間を忘れて過ごせるような施設になりそうです。

橋爪@PDO

22.01.11

ヒュッゲの森


ご家族が暮らす住居と、別棟でワークスペースを建築するプロジェクトです。
オーナーは既に移住され賃貸生活を始められています。
敷地は八ヶ岳南麓に求められました。

写真は昨年9月の様子です。ケヤキが林立しまるで公園の様です。
この恵まれた環境を出来るだけ活かしたい、素直にそう思いました。
多少高低差はありますがそれもポジティブに受け止められる程の可能性を持っています。

オーナーはこの場所を「ヒュッゲの森」と命名しました。
ヒュッゲとは、デンマーク語で「居心地がいい空間」や「楽しい時間」という意味で、
デンマーク人が大切にしている時間の過ごし方や心の持ち方を表す言葉です。
日常の小さな幸せを意識したり、日々丁寧に暮らすといった根底的な意味も含まれます。

人間が居心地が良いというだけでなく、動物も、昆虫も、植物も居心地が良い場にしたい。
まずは樹木の位置と高低差を測り、全体計画から共有していきます。

橋爪@PDO