23.05.10
古材搬入
現場にケヤキの古材が搬入されました。
カウンターや飾り棚、アクセントウォールに使う計画です。
長い年月を経て生み出された表情は1枚1枚異なります。
グレージュカラーのインテリアとの対比もあって豊かな表情を加えてくれそうです。
新築なのにどこか懐かしい、
まさにヒュッゲの森にふさわしい素材です。
橋爪@PDO
設計:橋爪賢一
23.05.10
現場にケヤキの古材が搬入されました。
カウンターや飾り棚、アクセントウォールに使う計画です。
長い年月を経て生み出された表情は1枚1枚異なります。
グレージュカラーのインテリアとの対比もあって豊かな表情を加えてくれそうです。
新築なのにどこか懐かしい、
まさにヒュッゲの森にふさわしい素材です。
橋爪@PDO
23.04.28
建主に木工事が進む現場にお越しいただきました。
ケヤキの大木を囲むように施設棟と住居棟が建っています。
施設棟は仕上げ関連の確認、住居棟はタイルや電気配線などを中心に打ち合わせをしました。空間が見えてくる中で決まってくることもあります。
ディテールやカラーコーディネートにもこだわりながら細部も決定していきます。
細田@PDO
23.04.08
住居棟の建て方2日目。
昨日は雨天で作業を中止し、本日青空の下、大工衆6人で作業を再開です。昼前に住居棟も無事に上棟しました。
施設棟は屋根葺きを進めています。
細田@PDO
23.03.28
オーナーご家族は都会から仮住まいへ移住され、
建物が出来ていく様子を間近でご覧になっています。
この日は内外装の色決めにお越しいただきました。
六角形の空間など図面で理解し難かった箇所も実物を見れば一目瞭然です。
保留にしていた壁の板張りや壁紙の色分けもスムーズに決まりました。
グレージュカラーを基調にしつつ、
古材の力も借りながら空間を作っていきます。
橋爪@PDO
23.03.13
ヒュッゲの森に立つワーク棟の屋根。
うずまきスタジオと同じ六角形で構成されています。下から見上げると美しい架構が見えます。
生物から無生物まで自然界に存在する六角形。蜂の巣や雪の結晶、岩石柱などに見られます。
小さなエネルギーで大きな効果が得られる特別な形で、自然がつくり出す最も安定した構造と言われています。
ワーク棟は人が集まり、影響し合いながらそのエネルギーを生かす場。
この場に相応しいかたちなのです。
細田@PDO
BY NATURE'S DESIGN 〜大自然のかたち〜
23.03.09
ケヤキは扇を広げた様な樹形が特徴的ですが、
葉を落とした今の時期はその姿がとても良く分かります。
木々の間を縫うようにして建物が建ち上がりました。
木漏れ日が建物にかかり、自然の演出が加わります。
日が傾き逆光で見た外観もまた雰囲気があります。
1日を通して様々な表情を見せてくれます。
橋爪@PDO
23.02.27
2月後半になると徐々に過ごしやすい日が増えてきました。
春がもうすぐそこまで来ています。
木材加工と並行して基礎工事を進めています。
順調に鉄筋が組み終わり配筋検査です。
社内検査の後、第三者機関の確認も無事終わりました。
まずは1回目のコンクリート打ちを行います。
施設棟はまもなく基礎完成。
ケヤキを囲う配置に期待が高まります!
橋爪@PDO
23.02.13
週末はこの冬一番の積雪でした。
現場周辺でも20cm程積もりましたが、
日曜日の気温上昇でかなり解けている状況です。
この日はオーナーに外観模型をご覧いただきました。
図面では分からなかった2棟の関係性や敷地の傾斜など一目瞭然です。
模型を眺めながら外壁の色味や外構計画についても話が出来ました。
打合せが終わり外に出ると雪だるまが出迎えてくれました。
オーナーの子供たちによる力作です。
洋服は雪で真っ白!
雪遊びを満喫して帰られました。
橋爪@PDO
23.02.03
柱や梁といった構造材は材料の調達や加工に時間がかかります。
そのため基礎工事が始まると同時に関係者で集まり打合せを行います。
設計、現場、木材調達、木材加工、それぞれの立場で意見を出し問題点を洗い出します。
目指す所が同じなので話が早く、密度の高い打合せとなりました。
図面やパースでチェックしながら進めます。
橋爪@PDO
22.12.14
地盤調査の結果は良好でした。
50cmも掘れば充分な耐力が取れる程盤石な地盤ですが、
その分地中からゴロゴロと石が出てきました。
まずは基礎の形に土を掘り、位置出しのためのコンクリートを打ちました。
すると六角形のラインが姿を現し、早くもワークスペースの形が見えてきました。
ここはケヤキを眺め、デッキに繋がる施設の象徴的な場所になります。
空間が見える前から期待が高まります。
橋爪@PDO
22.11.30
各種申請が終わり、工事の届出を済ませました。
現場で建物の設計GLを決め、正確な位置出しをする水盛り・遣り方を行いました。
いよいよ着工です。
細田@PDO
22.11.03
雲一つない澄み切った青空の下、十五所神社の宮司に来ていただき、地鎮祭を執り行いました。
氏神さま(八ヶ岳神社)と屋根の神さま、土地の神さまに安全に無事に建物が完成することをお願いしました。
この地、ヒュッゲの森で暮らす子供たちも一緒に玉串奉奠です。
細田@PDO
22.10.27
工事契約へ向けた打ち合わせの後、現地へ赴き建物配置を確認いただきました。
南側には空き家になっている建物があり、ワーキングスペースからの視界に入ります。
完成は来年の夏、工事中にまずは第一弾の目隠しの植栽工事を予定しています。
細田@PDO
22.08.28
施設棟は住宅と違い不特定多数の人が利用します。
そのためコンセプトを重視しつつも収納や清掃のしやすさといった裏動線の検討も欠かせません。
間取りが固まったところでマテリアルの打ち合わせを行いました。
全体的に淡い色合いでまとめ、窓から見えるケヤキ林と優しく繋がるイメージです。
心安らぎつつも凛とした空気感を目指します。
橋爪@PDO
22.06.28
住居棟とワーク棟、2棟の間に広がるケヤキ林はこの敷地の大きな魅力です。
室内から外の景色がどう見えるのか、どんな空間になってどんな素材を使うかなど、
立体的に検討するためインテリアパースを起こします。
ケヤキは樹高が高いので高窓を設けると効果的です。
ダイナミックに外の景色を取り込みつつ、
隣家や道路といった隠したいところは窓を避けて壁面にしていきます。
オーナーと空間イメージをすり合わせながら基本計画をまとめます。
橋爪@PDO
22.01.24
ヒュッゲの森の大樹は葉を落とし、静かな冬を過ごしています。
まずは樹木1本1本について位置を測り、敷地の高低測量も行いました。
住居とワークスペースの居住性を考慮しながら、ケヤキを取り囲むように配置していきます。
ワークスペースには研修利用を想定して寝室やキッチン、リビング空間を設けます。
これらの機能をLife棟としてまとめ、ワークスペースとなるWork棟を屋根付きのウッドデッキで繋ぎます。
キーワードは「Life&Work」。ONとOFFをはっきりさせず、それぞれが緩やかに繋がるイメージです。
ここは単に仕事をこなす場所ではなく、対話や交流の場でもあります。
建築も効率的で無駄のないものよりも、イマジネーションが湧き象徴的な空間をご希望されました。
PDOのうずまきスタジオがまさにイメージ通り!六角形のハニカム空間のご提案です。
広いウッドデッキはイベントスペースにも使います。
日中はケヤキの木漏れ日の下で、夜は炎を囲みながら、時間を忘れて過ごせるような施設になりそうです。
橋爪@PDO
22.01.11
ご家族が暮らす住居と、別棟でワークスペースを建築するプロジェクトです。
オーナーは既に移住され賃貸生活を始められています。
敷地は八ヶ岳南麓に求められました。
写真は昨年9月の様子です。ケヤキが林立しまるで公園の様です。
この恵まれた環境を出来るだけ活かしたい、素直にそう思いました。
多少高低差はありますがそれもポジティブに受け止められる程の可能性を持っています。
オーナーはこの場所を「ヒュッゲの森」と命名しました。
ヒュッゲとは、デンマーク語で「居心地がいい空間」や「楽しい時間」という意味で、
デンマーク人が大切にしている時間の過ごし方や心の持ち方を表す言葉です。
日常の小さな幸せを意識したり、日々丁寧に暮らすといった根底的な意味も含まれます。
人間が居心地が良いというだけでなく、動物も、昆虫も、植物も居心地が良い場にしたい。
まずは樹木の位置と高低差を測り、全体計画から共有していきます。
橋爪@PDO