うしいわの家

うしいわの家

設計:中村大補

23.04.03

竣工



昨年末にぎりぎりで引き渡しをさせていただきましたが、地面凍結のために外回りの外構工事ができずにおりました。


今年は春の訪れが早く、地面も解けて、残っていた犬走りや駐車スペースの砕石敷きが完了しました。
次はお庭の計画。部屋から眺められる好きな樹木を植え、お子さんたちが遊べるスペースもつくりたい。ご滞在時にゆっくり計画を練っていくことになりそうです。

細田@PDO

22.11.15

窓のデザイン



窓には採光、通気、景色を眺めるといった様々な機能がありますが、外観のデザインをつくる上でも重要です。写真はアプローチする道路からの顔です。

PDOでは断熱の地域区分により、サッシはトステムのサーモスⅡH、TWを標準的に採用しています。外部はアルミの枠がありますが、サッシの周りに木枠を取り付けることにより印象的なデザインとなります。

細田@PDO

22.10.26

木工事終盤へ



床暖房の蓄熱層のモルタル打設が完了し、木工事も終盤へ差しかかっています。
残っている天井の羽目板張り、フローリング張り、壁のボード張りと進めていきます。
次回は11月中旬に建主家族が現場視察、スクリーンの打ち合わせも予定しています。
細田@PDO

22.08.26

吹き付け断熱工事



長野県の富士見高原別荘地。この地域の省エネルギー基準における断熱地域区分は3地域になります。
求められるUA値(外皮平均熱貫流率)は0.56。


数値をクリアする上で重要なのがサッシや断熱材の断熱性能になります。水発泡のウレタン吹き付けは木材が収縮した時の追従性もあり気密性能も高めることができます。

細田@PDO

22.08.06

木工事すすむ



現場は別荘地の工事自粛期間に入っています。
サッシが収まり外壁の下地づくりが進んでいます。

細田@PDO

22.06.01

祝 ・上棟!

 


堀内大工を筆頭に6人の大工衆で建て方です。
森方向に開くL字型のプランですが無事に上棟いたしました。


おめでとうございます。

細田@PDO

22.05.02

基礎工事



型枠がばらされ埋め戻しが終わりました。基礎工事も終盤です。
GW明けには土間コンクリートの打設、建て方に向けた準備を進めていきます。

細田@PDO

22.04.19

プレカット打ち合わせ



現場は基礎工事に入っています。スタジオでは構造材の加工のためのプレカットの打ち合わせです。
このチームでの打ち合わせも回数を重ねていますので、質疑・確認などしながら手際良く進めていきます。5月の下旬に土台敷きをはじめ、6月上旬に建て方予定です。

細田@PDO

22.04.11

インテリアパース ―天井高さ永遠の課題―


「天井の高さ」は多くの建築家にとって永遠の課題かもしれません。

FLライトの建築群を実測する機会がありました。
心地いいな、と思う空間にスケールを当ててみると、
一つとして同じ高さではありませんでした。

その都度決めているのです。

天井は高いほど良いのではありません。
解放感と不安感の境界はどこなんでしょうか?
平面の広さと、見通す外部環境、
空間を構成する素材・・・

様々なことを考え合わせて天井高さは決めていきます。
中村@PDO

22.03.30

外観模型―様々な開口部―


富士見高原は冷涼で真夏でもセーターをはおることがありました。
最近では温暖化のせいか?
コロナのおかげで空がきれいになり紫外線が強くなったせいか?
お盆前後は蒸し暑い日もあります。

PDOの設計はガラス面が多いです。
それでも省エネ基準となるUA値はクリアーしています。
近年のガラス断熱性能は素晴らしいものです。

内部生活要求に従って様々な開口部がデザインされてます。
合理的であることはそのまま美しいと言えるでしょう。

魅力的な外観デザインです。

中村@PDO

22.03.28

プレゼンテーション


第一線でそれぞれに活躍するご夫妻と小さな3人の子供。
2拠点居住の山の家です。


「吹き抜けの高い天井」「広いリビング」「大きなテーブル」
様々な要望の中でも繰り返し出てくる言葉です。
そして「子供たちと自然と触れ合う拠点」

PDOセオリーに従って、
敷地の中で一番標高の高いところに配す。
環境を抱き込む建築形態。
威圧感のない佇まい。

良い案が出来たと思います。
中村@PDO

21.12.27

うしいわの家


小さな子供たちと自然生活を楽しむ拠点として、もう一つの家を築くことを決めたご夫妻。
日常生活拠点の都会では体験できない豊かな非日常空間がほしい、ということです。

八ヶ岳西麓の広い別荘開発地のなかの2区画。
そこに苔むした大岩、まるで牛が伏せているようです。
不思議なことにこうした岩は動かしたとたんに、まるで魂が抜けてしまったようになります。

この岩が、家族の生活を、歴史を、いつまでも見守ってくれるといいな、そんなことを思います。

中村@PDO