麦草の家

麦草の家

設計:中村大補

22.08.05

建主検査


建主にお越しいただき、ひと通り建物の確認をしていただきました。

コロナ禍で輸入の設備機器、水栓、給湯機など納期が大幅に遅れているものもあります。かなり余裕を持った工程を組んでいかないとお客様にもご迷惑をおかけしてしまします。

完成、引き渡しまでもう一息です。

細田@PDO

22.05.30

暖房配管 ー蓄熱式床暖房ー



蓄熱式床暖房の配管工事が行われています。 この後、モルタルを充填して蓄熱層とします。
運用は各部屋をエリア分けして3〜4回路でコントロールすることになります。熱源は電気でヒートポンプ式。
標高1,600メートルを超える寒冷地ですが、快適な温熱環境をつくることができます。

細田@PDO

22.01.31

現場視察 ー現場で考えるー



上棟後の木工事が進む現場にお越しいただきました。 保留事項を現場で打ち合わせし決定しました。空間に身を置くこと、まわりの環境との関わりで適切な判断ができることもあります。

標高1600メートルを超える敷地、この時期あまり長くはいられないので造作家具の打ち合わせは場所を移して行いました。
細田@PDO

22.01.08

白銀の世界 ー木工事すすむー



標高1,700メートル近い蓼科の現場、雪の量も違います。
年末天候が安定している間に屋根のガルバリウム鋼板葺きもおおかた完了し、ひと安心です。
内部では大工さんが木工事を進めています。

細田@PDO

21.12.15

祝・上棟! ー美しい架構ー


晴天の中、建て方2日目に無事に上棟しました。
標高1,600メートル近い別荘地、数日前に降った雪が周辺に残っています。
伸びやかに空に広がる屋根の架構が美しいです。

細田@PDO

21.11.04

基礎工事完了 ー地形に沿わせてー



埋め戻しも終わり基礎工事が完了しました。写真からも敷地のうねりが分かりますが、比較的平らで敷地の中でも高いポジションに建物を配置しています。



南に迫り出しているリビングはステップで4段下がる空間構成で地形に沿わせた基礎計画となります。

細田@PDO

21.10.09

基礎工事 ー型枠ばれるー



型枠がばらされ基礎の全容が見えてきました。傾斜に合わせてリビング部が段基礎となっています。

細田@PDO

21.09.22

基礎工事 ー巨石と格闘ー



基礎工事がはじまりましたが、予想通り巨石が連なっています。 ユンボーでは歯が立たず、ブレイカーで砕きながら床掘りを進めています。

細田@PDO

21.09.11

床鎮めの儀



青空のもと、ご家族に参列いただき「床鎮めの儀」地鎮祭を執り行いました。
篠原神主をお招きして神様にお供え物をし、祝詞をあげ、お祓いをして浄めました。
工事の安全と末長くこの地でのご家族の繁栄を祈願いたします。

細田@PDO

21.09.03

外観模型

建築の形態は自然の成り立ちに倣うのが良いでしょう。

人が近づいていく方向から見て自然に見えるには、
ヒューマンスケールから奥に行くにしたがって
大きくなるような、そう山岳地形の相似形であるべきです。

北八ヶ岳の玄関口ともいえる麦草峠に近い
「麦草の家」は八ヶ岳とフラクタルな関係でありたいです。

そのように意識された建築形態は、
結果的に「美しい」という見え方になります。

中村@PDO

21.06.25

プレゼンテーション


時世柄、ZOOMを利用して行われました。

敷地の特性がはっきりとしていますから、

そこから求められる建築の在りようは明確です。


かなり緻密なご要望をいただきましたので、

作案に際して、ここでの生活イメージがよくわかりました。

文明から距離のある縄文の森に建つ2地域居住の家です。

中村@PDO

21.06.05

麦草の家


ご相談をいただき、候補地を視察したのは浅い春のことでした。
若かりし頃、私が八ヶ岳登山の基地とした麦草峠の近く。旧石器時代の遺跡、黒曜石の産地でもあります。

オーナー家族はここに築く家をウインタースポーツの拠点とも、テレワークの拠点とも、そして生活の拠点ともしたい考えです。

時代は変わりました。
居住形態の多様化はますます進化したようです。

中村@PDO