21.12.25
宙に浮くリビング
現場は年内の引き渡しを控えて最後の追い込みに入っています。
本日はクリーング、住設機器の取り付け等が完了すれば完成です。
リビングはダイニングから半階あがったスキップフロアになっており、庭を見渡せる宙に浮いたような浮遊感のあるリビングです。
細田@PDO
設計:中村大補
21.12.25
現場は年内の引き渡しを控えて最後の追い込みに入っています。
本日はクリーング、住設機器の取り付け等が完了すれば完成です。
リビングはダイニングから半階あがったスキップフロアになっており、庭を見渡せる宙に浮いたような浮遊感のあるリビングです。
細田@PDO
21.09.21
天候を見ながら内外の木工事を進めています。
外部が杉板を張り始め、断熱吹き付けの終わった内部は天井の羽目板張りをしています。
細田@PDO
21.07.19
敷地はほぼ平坦な土地。最小限の伐採で建物周囲は緑に囲まれています。
土地の傾斜に沿わせてリビング等を数段下げるスキップフロアもありますが、平坦な土地で寝室や多目的ルームを半地下(凍結深度を確保するため深い基礎となる寒冷地では合理的)にすることにより、その上の部屋を宙に浮いたようにすることがあります。
1Fとは違う視線のポイントで眺める庭もよいものです。
細田@PDO
21.06.12
梅雨入りが気になるこの時期、今週は天候が安定しています。週明けから建て方が始まっています。
息の合った大工衆5人で初日に無事に上棟しました。
のびやかに空に向かって繋がる屋根。
自然に秩序を与えるデザイン。PDOが大切にしていることです。
細田@PDO
21.04.16
希少木ともいえるヤエガワカンバが多く自生する敷地の
ほぼ真ん中に配置計画しています。
隣家が室内から見えないように微妙な角度に振れています。
大きな石がちょこちょこと散在していましたので、
「出るな・・・」と予想は立てていました。
この家には半地下の寝室があります。
この範囲は他よりも1メートルは深く根伐りが必要です。
・・・出ました。
岩の塊です。
これはどこまで大きいかわからないくらいです。
幸運なことにぎりぎりセーフです。
あと10センチ高ければ、
ブレーカーではつり取らなければなりませんでした。
山岳建築ではすでにある状況に
沿わせるという技術が不可欠です。
中村@PDO
20.12.30
片流れ屋根はすっきりとしていますからモダンな印象となります。
ただ、外壁の低い部分は風雨にさらされやすくなり、
外壁が板であれば変色など傷みがちとなります。
ですから、庇の出を大きくすることや、
外壁の仕上げ素材をガルバリウム鋼板張りにするなど
して耐久性を高めます。
そうした合理性のある工夫自体が、
個性的で美しいデザインとなります。
中村@PDO
20.12.25
オーナーからご要望をヒヤリングしている最中に、
すでに建築構想は出来上がっていました。
深い森の中ですから南に開く片流れ空間でも、
陽が入りすぎるということはないでしょう。
森の海からひょいと頭を出したような建築です。
リビングルームはダイニングよりも半階上がっています。
森を高い視線から眺める、というデザインです。
その下の仕事室は半地下というわけです。
プレゼンテーションはうまくいきました。
この方向で次のステップに進みます。
中村@PDO
20.12.17
八ヶ岳東斜面に位置する野辺山高原は夏の冷涼感は素晴らしいです。
ただ、冬ともなれば冷気が停留するのか、第一級の寒冷地です。省エネ法地域区分では札幌と同じ「2」です。
冬期、外にいて寒いのは当たり前として室内で快適に過ごすための工夫は念入りにしなければいけません。
自然地形では傾斜地であることが普通ですが、この敷地はほとんど水平です。
そうした場合、湿地帯だったか人為的に整地されたことが多いです。
ところが自生している高齢樹木や露出している岩を見ると、そうしたことでもないようです。
2地域居住とはいえ生活比重はこちら。
ていねいな設計をしなければいけないでしょう。
中村@PDO