番台のある家

番台のある家

設計:中村大補+橋爪賢一

20.07.14

野草の避難

サクラソウ、ザゼンソウ、ツルニンジン、ヒトリシズカ、ウバユリ・・・・
「番台の家」も希少野草の宝庫です。
基礎工事で壊滅させてしまうことは避けたいと思います。

「ほら、人参あるでしょ、これジイソブ」

梅雨の合間を縫って金澤愛が掘り起こし、
敷地内の工事支障のないところに避難させます。

すべてはとても無理ですが、
やれるだけやります。

中村@PDO

20.06.19

地縄確認 ー野草の森でー



ご夫妻にお越しいただき敷地で地縄の確認です。合わせて工事見積もりのご提示。少し調整が必要ですが工事契約、着工に向けて動き始めます。

敷地の端には小川が流れ湿潤な環境を好む貴重な野草たちが群生しています。基礎工事が始まる前に敷地内に移植したりポット苗で避難させ完成後の造園で使うなど土地が本来持っているものを引き出していくデザインです。

細田@PDO

20.04.27

インテリアパース ―カバードデッキとサンデッキ―


屋根のかかったカバードデッキは全天候型の快適空間です。
アウトドアファニチャーを置いて食事をしたり、ハンモックを下げてゆっくり読書など、
オーナーが楽しみにされている場のひとつです。

それとは性質の異なる、屋根のないサンデッキを設けてはどうか。
カバードデッキを延長させてリビングに南面させるアイディアです。




パースで確認するとリビングからの眺めが大きく変わりました。
デッキが部屋の延長のように感じられます。
太陽の光をふんだんに取り入れ、リビングと共に明るいスペースとなりそうです。

橋爪@PDO

20.03.25

特等席をつくる ―プレゼンテーション―


敷地は申し分ない日当たりと広い庭、渓流の流れが楽しめます。
これらを全て取り込むように建物を北側に寄せ、LDKや寝室、浴室まで南面させたご提案です。
デッキに屋根を設けて全天候で外に出られ、そのまま庭へとつながるプランになっています。

大きな特徴としてこの家には特等席が2つあります。
1つはリビング。ダイニングキッチンよりも床の下がった包まれるような空間です。
そしてもう1つは書斎スペース。リビングの背後に位置するものの視線の高さを変えることでどちらからも外の景色や薪ストーブの炎を眺めることができます。

造園計画もこの段階でイメージを共有していきます。
目線の高さで愛でる樹を植えたり水辺で野草を育てるなど、
この敷地ならではのアイディアを盛り込んでいきます。

橋爪@PDO

20.03.13

番台のある家 


軽井沢での土地探しから始めました。いったいいくつ候補に挙がっては消え・・・を繰り返したことか。はたと、八ヶ岳へと発想の転換をしたとたんに、土地は決まりました。

やはりこれも縁なのだと思います。ですから、「決して買ってはいけない土地」でない限りは私たちは客観的な所感を述べるだけにとどめます。

土地の東側境界に沿って湧水の流れがあります。子育てがすんでゆっくりと仕事に集中できる書斎は、家中が一望出来てなおかつ、きれいな自然風景を見渡す、そんな番台のような場所をデザインできるとよいな、そう思いました。

中村@PDO